「キャンプや旅行に行くのが趣味だけど、その間のデータ通信量が気になって思う存分スマホを利用できない。」このような経験や思いをしたことがある方もいるでしょう。
頻繁にWi-Fiを利用できる環境であれば、データ通信量が過度に増えてしまう心配はほとんどありません。ただし、アウトドアで活動するときは、地図アプリを長時間起動したりインターネットで気になることを調べたりと、日常生活とはスマホの利用方法やデータ通信量が異なる場合があります。
しかし、「月に〇回」など頻度が決まっていない場合は、スマホの料金プランを見直したり、専用の料金プランを契約したりすることに抵抗を感じ、対策に悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、キャンプや旅行先でデータ通信量が増えることに悩んでいる方に向けて、スマホのプランを上手に使い分ける方法を解説します。
目次
スマホの通信量が増えてしまう方におススメの対処法
頻繁にWi-Fi環境がない場所でスマホのインターネット通信を利用し、データ通信量が契約範囲を超えてしまう場合は、下記の対応を検討することをおススメします。
・料金プランを変更する
・デュアルSIM機能を利用して別のSIMを利用する
まずは、現在契約している料金プランを見直し、必要に応じてよりご自身の生活スタイルに合ったプランへの変更を検討しましょう。外出する機会が多い方は、より多くのギガ数を利用できるプランに変更すれば、データ通信量を気にすることなくスマホを利用することができるはずです。
また、デュアルSIM機能を利用して別のSIMを利用することも、ひとつの手段です。
デュアルSIMとは、1台のスマホで2枚のSIMを利用できる機能です。現在利用している通信事業者とは別の通信事業者が提供するプランを利用できるため、キャンプや旅行など、日常生活から離れて活動する場合は別の通信事業者を利用するといった使い方が可能になります。
なお、デュアルSIMを利用する場合は、デュアルSIMに対応しているスマホを選ぶ必要があります。
eSIM(イーシム)とは
eSIMとは、SIMの規格で「embedded SIM」の略称です。スマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMを意味します。
物理SIMは小さなカードを抜き差しする必要がありますが、eSIMの場合は情報を更新・書き換えることで同様の役割を果たすことが可能です。
デュアルSIMについて
デュアルSIMでは、1台のスマホで2つのSIMを利用する事ができ、どちらのSIMに紐づく電話番号に着信があっても電話を受けることが可能となります。
ただし、注意すべき点としては、片方のSIMで通話を行っている最中には、もう片方のSIMでインターネット通信をすることができません。この点は、通話しているSIMと同じSIMでインターネット通信をすることで解決できます。なお、2つのSIMで同時に通話することはできません。
以上の条件を踏まえた上で、デュアルSIMの3つの規格について細かい違いを解説します。ご自身にあったデュアルSIMの使い方を検討してみてください。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)とは
まず紹介するのは、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)という規格です。SIMを切り替えなくても2つのSIMに対応した通話が可能です。ただし、どちらか一方の通信は高速、一方は低速となってしまう点が特徴です。
要するに、一方のSIMが低速となってしまうため、電話がつながりにくくなったりインターネットの通信速度が遅くなったりします。
どちらか一方のみ高速通信が利用できれば良い方は、DSDSの利用をおススメします。
※DSDSが利用できるかは、ご利用中の機種によって異なります。
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)とは
次に紹介するのは、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)です。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)とは異なり、2つのSIMで高速なインターネット通信が利用可能です。どこにいても、仕事関係の連絡もプライベートな連絡もスムーズな通信環境で利用することができ、DSDSでは不安という方におススメです。
※DSDVが利用できるかは、ご利用中の機種によって異なります。
DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)とは
DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)はDSDSやDSDVと比較し大きく違う点がひとつあります。
それは、一方のSIMで通話しながら、もう一方のSIMでインターネット通信を行うことが可能な点です。
例えば、知人と待ち合わせている時に片方のSIMを通して通話をしながら、ネット検索で地図を確認するといった使い方ができます。
そして、両方のSIMでの高速通信が使用可能です。
参考:「デュアルSIM(2枚目SIM)とは?種類やメリット・デメリットを解説 」(povo)
※DSDAが利用できるかは、ご利用中の機種によって異なります。
デュアルSIMの利用で上手にスマホを使いこなしたい方におススメのサービス
キャンプや旅行に行く頻度が多いが、そのたびにプランの変更は面倒だと感じる方は、デュアルSIMを活用して、賢くスマホを使いこなしましょう。
そして、デュアルSIMを利用するにあたって、サブ回線(2つ目のSIM)ではどのような通信事業者を利用するべきか悩んでしまう方におススメなのが、auのオンライン専用ブランドであるpovo2.0(※1)です。
povo2.0をサブ回線としておススメする理由は、以下の通りです。
・基本料0円のおトクな料金プラン(※2)(※3)(※4)
・トッピング(有料)でご自身に合わせた柔軟な利用が可能
サブ回線は、メイン回線と比較してできる限り費用を抑えたいものでしょう。
povo2.0の料金プランは基本料が0円で、必要に応じてトッピング(有料)を追加して利用する仕組みになっています。
サブ回線を利用したいものの、利用するデータ容量が少ない場合は税込990円/回の「データ追加3GB(30日間)」のトッピングを利用すればメイン回線に比べて大幅に料金を抑えられます。また、キャンプや旅行など短期間でインターネットを思う存分利用したい方には、税込330円/回の「データ使い放題(24時間)」(※5)がおススメです。
このように、ご自身の利用状況に応じて、柔軟にトッピング(有料)を使い分けられる点がpovo2.0の魅力といえます。
※1:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
※2:手数料など別途費用がかかる場合があります。180日以上の期間、一度も有料トッピングの購入などがない場合は利用停止または契約解除となることがあります。あらかじめご了承ください。
同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む
※3:国内への通話は税込22円/30秒、SMS送信は税込3.3円/通(70文字まで)が別途かかります。機種により最大で全角670文字まで送信可能です。134文字までは2通分とカウントし、以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら。
参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
※4:データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
※5:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。
まとめ
キャンプや旅行によく出かけるものの、データ通信量や通信費用を気にして思う存分スマホを利用できないと悩んでいる方もいるでしょう。
現在利用しているスマホのデュアルSIM機能を利用することで、ご自身のスタイルにあったスマホ利用が可能になるかもしれません。
デュアルSIM利用時にサブ回線としておススメなのが、povo2.0(※1)です。ご自身のご利用状況に合わせてトッピング(有料)の追加が可能であるため、柔軟性、利便性が高いサービスです。
デュアルSIMの利用は対応機種のみ可能であるためサブ回線を契約する前に確認する必要がある点に注意して、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
参考:「対応機種・端末」(povo)
※1:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
■監修者情報
氏名:井手 健博(いで たけひろ)
プロフィール:看護師の資格補保有しながら、東証プライムハウスメーカーの営業ITベンチャー企業を渡り、その後編集プロダクションに入社。WEBサイトの構築や動画編集、マーケティング経験もあり、編集部の部長としてメガバンクやサーバー系・人材紹介会社などのオウンドメディアのディレクションに携わる。趣味でYouTubeも運営中。
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