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Vol.2
更新日:2023年4月20日

デュアルSIM(2枚目SIM)とは?
種類やメリット・デメリットを解説

Vol.2
更新日:2023年4月20日
複数のSIMカード

1台のスマホで2つの電話番号が使えるようになりました。「デュアルSIM」と呼ばれる、2つのSIMを有効化して1台のスマホで2回線の利用を可能にする機能です。今回はデュアルSIM対応端末やそのメリット・デメリットなどを紹介いたします。注意点もあるので、しっかり読んでデュアルSIMを検討しましょう。

目次

デュアルSIM(2枚目SIM)とは

2枚のSIMカード

デュアルSIM(*1)とは、一般的に1台のスマホ端末にSIMカードを2枚挿入して2つの回線や電話番号を使用する機能のことです。従来はスマホ1台にSIMカードを1枚しか挿せなかったため、2つの回線や電話番号を使うには端末を2台持つしかありませんでした。デュアルSIMによってメインの回線とは別の回線が使えるようになった点から、「副回線」や「サブ回線」とも呼ばれます。
*1:参考 「eSIM、デュアルSIM、SIMフリーなどSIMカードに関する用語の基礎知識を解説」(TIME&SPACE by KDDI)

しかしデュアルSIM対応端末なら2台持ちと同様の使い分けがスマホ1台でできます。また異なる携帯電話会社のSIMカードを組み合わせて使用できるため、ユーザーの好みに合った使い方をより安価に実現出来るようになりました。

デュアルSIM(2枚目SIM)のメリットとデメリット

メリットとデメリット

デュアルSIMにはメリットとデメリットがあります。それぞれチェックしていきましょう。

デュアルSIMのメリット(1):プライベートと仕事で使い分けができる

プライベートと仕事で使い分けるために、スマホの2台持ちをしている方もいるのではないでしょうか。デュアルSIMに対応している機種であれば、新しく端末を買い足さなくても2台持ちと同じ使い方ができます。電話番号も2つになるので、電話番号に紐づけてアカウントを作るSNSなどもプライベートと仕事用で使い分けができるでしょう。

デュアルSIMのメリット(2):通話用とデータ通信用で使い分けができる

2枚のSIMカードを組み合わせれば、通話用とデータ通信用でSIMの使い分けが可能です。格安SIMのなかには通話利用・データ通信それぞれに特化したものがあります。2つのSIMの組み合わせを工夫することによって、ニーズに合った使い方にカスタマイズできたり費用を抑えたりすることが出来ます。

デュアルSIMのメリット(3):通信回線の状況により使い分けができる

回線のトラブルなどによって通信が不調のときもあるでしょう。異なる回線を使用するSIMカードを2枚挿しておけば、片方が不調のときに替えが効きます。また海外で使用するケースでも、国内のSIMカードを挿したまま、渡航先用のSIMカードを併用することも可能です。海外で利用する場合は、携帯電話会社やメーカーに海外で利用して問題ないかを確認した上で、使いましょう。

デュアルSIMのデメリット(1):SDカードが利用できなくなる機種もある

SIMカードとSDカードのトレイが同じで、片方しか挿せない機種があります。SDカードを使いたい方は、SIMカードとSDカードのトレイやスロットが分かれた機種や、SIMカードとSDカードを同じトレイに入れたとしてもeSIM*2でもう一回線が利用できる機種を選ぶと良いでしょう。
*2:参考 「SIMカード(eSIM)」(UQ mobile)

デュアルSIMのデメリット(2):バッテリーの消費が早くなる

SIMカードが1枚だけのときと比較すると、デュアルSIMを利用する場合はバッテリーの消費が早くなる可能性がございます。2回線での通信を並行して行うことや、機種によってはどちらかの通信状況が悪いときに電波を探す機能が原因です。電池もちが気になる方は、モバイルバッテリーや充電器を持ち歩いて対応しましょう。

デュアルSIM端末(2枚目SIM)の種類

山積みされたスマホ

デュアルSIM端末には、カードの認識方法の違いによって4つの種類があります。それぞれ機能が異なるので、特徴を整理しましょう。

DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)(*3)

DSSSは、片方だけのSIMを有効にできる認識方法です。同時に2回線の利用はできず、有効になっていないSIMでは着信やデータ通信はできません。さらに有効にするSIMを手動で切り替える必要がございます。

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)(*3)

DSDSは、1台のスマートフォンに2枚のSIMを挿入し、SIMを切り替える必要がなく どちらのSIMに紐づく電話番号に着信があっても電話を受けることが可能です。
また、片方のSIMで通信を行っている間に、もう片方のSIMで電話の着信を受けることができます。ただし、片方のSIMで通話している場合、通話が終わるまでもう一枚のSIMでの通話はできません。
参考URL:SIM、デュアルSIM(DSSS、DSDS、DSDV、DSDA)とはなんですか?

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)(*3)

DSDSの進化版で、片方のSIMで通信を行っている間に、もう片方のSIMで高音質通話がご利用いただけます。あとはDSDSと同じく、SIMを切り替える必要がなくどちらの回線でも電話を受ける事ができます。通信中に別の回線にかかってきた電話も受ける事ができます。ただし通話中にデータ通信ができない点や2回線同時に通話ができない点はDSDSと同じです。

DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)(*3)

さらにDSDVの進化版といわれるのがDSDAで、通話中でもデータ通信が可能な認識方法です。片方のSIMで通話しながら、もう片方のSIMを使ってデータ通信を利用してSNS等の利用が出来ます。あとはDSDVと同じで、SIMを切り替える必要がなくどちらの回線でも着信を受けることができます。また通信中に別回線で着信を受け取れます。ただし2つの回線での同時通話はできません。
*3:参考 「「デュアルSIM」のススメ」(SHARP)

デュアルSIM(2枚目SIM)の使い方(設定前後イメージ)

スマホを触る女性

デュアルSIMの使い方を説明しましょう。SIMカードを挿すところまでやったら、あとはスマホの設定です。基本的には下記で紹介するような4ステップだけですので簡単に行うことができます今回はiPhoneでの方法を説明しますが、OSのバージョンやAndroidの機種によっては方法が変わります。機種のホームページや取扱説明書なども確認しながら設定をしてみましょう。

(1)「設定」をタップします。



(2)「モバイル通信」をタップします。



(3)「モバイルデータ通信」をタップします。



(4)主回線にする回線を選択してタップします。



(5)画像のように、チェックが入って主回線として「povo」が選択されました。切り替えの設定はこれだけです。



デュアルSIM(2枚目SIM)を使うための注意点

黒のスマホ

ほかにも注意点があります。まずはすべての機種がデュアルSIMに対応しているわけではない点が挙げられるでしょう。携帯電話会社のショップで売られている機種は、他社のSIMカードを挿して使うときの動作保証がされていない場合があります(*4)。そもそもSIMロック(*5)によって他社のSIMカードが利用すらできない可能性もあるでしょう。SIMフリーの機種を買う場合でも、デュアルSIMに対応している機種を買う必要があります。

また使用するSIMカードのサイズにも注意しましょう。SIMカードは、3つの大きさがございます。(nano・micro・mini)。通信事業会社ごとで提供しているSIMカードの大きさが異なるので、ご利用予定のスマホに問題なく挿せるかを確認しましょう。もちろん通信事業会社の通信サービスに対応した機種であるかの確認も必要です。

デュアルSIM(2枚目SIM)の利用は新しい料金プランpovo2.0がおすすめ

スマホを持つ笑顔の女性

メリットやデメリットを紹介しましたが、デュアルSIMを利用してみようと思われた方も多いでしょう。デュアルSIMを利用するならpovo2.0がおすすめです。「povo2.0」(*6)は基本料金0円(*7)(別途通話料要)で、5G(*8)にも対応しています。くわえて多彩なトッピングを組み合わせて自分だけの専用プランをつくることができます。1GBから150GBまでの豊富なデータトッピングや「データ使い放題(*9)(24時間)」、通話トッピングの「通話かけ放題」(*10)など使いたいものを使いたい分だけトッピングしてご利用ください。

  • *6:参考 「povo2.0プラン詳細」(povo2.0)
  • *7:同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
    *過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。0円0GB時は、送受信最大128kbpsとなります。
  • *8:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記のサイトよりご確認ください。
    参考「エリア」(povo2.0)
  • *9:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。
  • *10:一部通話は対象外です。
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • ・iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and (C) 2022 Apple Inc. All rights reserved.
  • ・Androidは、Google LLC の商標です。
  • ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
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