自分の携帯料金は安いのか、高いのかを考えたときに「平均金額」が気になる方も多いのではないでしょうか。総務省をはじめ、多くのサイトで携帯料金の平均について調査結果が公表されています。みんながいくらぐらい使っているのか、また高い場合にどのように安く抑えればいいのか節約方法を紹介していきます。
目次
携帯料金の平均とは
「携帯料金の平均」とは、契約中の通信事業者から請求される携帯電話料金の平均金額といえます。明細などを見ながら計算すれば、ご自身の携帯料金の平均はすぐにわかるでしょう。年間の平均ならば、1年間の請求金額を合計したのち12で割り算をすれば求められます。
しかし記事を見て探しているのは“みんながいくらぐらい携帯料金を払っているのか”という情報ではないでしょうか。みんなと比べてご自身の携帯料金が安いのか、高いのかを考える基準にしたいと考えている方は多いと思います。のちほど総務省のデータを紹介しますが、ほかにも多くのサイトで携帯料金の平均金額に関するデータが公表されています。サイトごとで調査方法や調査対象が異なるので、いくつかの結果を比較してみるのがおすすめです。
なお携帯料金は、「料金プランの利用料金」「オプション料」「端末代金」「通話料金」の4つを合わせた金額です。この4つの状況は人それぞれ異なります。それにともない1カ月にかかる携帯料金も変わってきます。プランや使い方によっては、携帯料金を下げたり、逆に上げてしまったりする可能性があります。
MNOにおける携帯利用者の携帯料金の平均は?
通信事業者のなかでも、自社で通信設備(インフラ)を抱えている会社を「携帯キャリア」または「MNO」(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)などと呼びます。MNOユーザーが携帯料金をどれほど使っているのかは、平均金額として総務省が公表している「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」のデータ(*1)で確認できます。ご自身の支払い金額と比べて安いか、高いかを考えるための参考にしてみてください。
「あなたは、携帯電話会社に月々いくらぐらい支払っていますか。」の推計平均
- 2019年9月:約6,920.6円
- 2020年3月:約5,979.3円
- 2020年9月:約6,010.5円
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2021年3月:約5,824.8円
(回答者数=6,000[2019年9月のみ回答者数=6,001])
「あなたは、携帯電話の通信料金(音声通話料金、データ通信料金など)を月々いくらぐらい支払っていますか。」の推計平均
- 2019年9月:約4,287.3円
- 2020年3月:約3,772.5円
- 2020年9月:約3,451.9円
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2021年3月:約3,297.1円
(回答者数=6,000[2019年9月のみ回答者数=6,001])
「あなたは、携帯電話の端末代金を月々いくらぐらい支払っていますか。」の推計平均
- 2019年9月:約3,706.3円
- 2020年3月:約3,333.2円
- 2020年9月:約2,918.3円
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2021年3月:約2,717.4円
(回答者数=6,000[2019年9月のみ回答者数=6,001]) - *1:引用「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」(総務省)
携帯料金が高くなる理由
平均よりも携帯料金が高い方は、理由が気になっているのではないでしょうか。代表的な理由を下記にまとめました。該当しているか確認してみましょう。
自分に合っていないプランを契約している
まずは「料金プランの利用料金」が高くなっているケースです。ご自身の使い方と携帯のプランが合っていない場合、携帯料金が高くなる可能性があります。月間のデータ容量によって携帯電話のプランや料金は設定されていますが、データ容量が大きすぎて使い切れていない方が当てはまります。逆に小さくしすぎて、通信速度制限がかかったらデータ容量を追加するのが常態化している方も注意しましょう。プランとして購入するよりも、追加データの方が割高に設定してある場合があるからです。
不要なオプションをつけたままにしている
つづいて「オプション料」がかさんでいるケースです。携帯を便利に使うためにさまざまなオプションが提供されています。オプションを付けるのは悪いことではありませんが、利用しなくなった場合は料金がムダになっているだけです。なかには端末を買ったときにサービスを受けるため加入したオプションの料金が、無料期間を過ぎても解約を忘れている場合もあるかもしれません。
端末代金を分割で支払っている
「端末代金」が高く感じているケースもあるでしょう。端末代金を分割で支払っていると、料金が上乗せされたように高く感じる場合があります。逆に一括で支払ってしまえば、あとの月に請求が来ないため余計に高く感じることはないかもしれません。購入後でも端末代金の残債は一括で支払いが可能です。ボーナスが入ったときなど経済的に余裕があるときに支払いを済ませてしまえば、支払った金額は変わらないかもしれませんが、“安い”と感じられるようにはなるでしょう。
長時間通話で追加料金がかかっている
最後に「通話料金」が高いケースです。通話料は携帯料金が高くなる原因のひとつです。国内通話に対する通話料金は、税込22円/30秒で基本的には設定されています(*2)。長時間気にせず使っていると通話料金は膨れ上がってしまいます。
また通話が多い方のために、通信事業者は通話オプションを提供しています。しかしオプションが合っておらず通話料金がかさんでいるケースもあるでしょう。
*2:参考「povo2.0料金プラン詳細」(povo)
携帯料金を安くする方法
いくつか改善できる点を紹介しましたが、携帯料金が高くなっている原因を解消して安く抑えられるように工夫してみましょう。携帯料金を安くする方法をいくつか挙げました。参考にして、契約などを見直してみましょう。
契約しているプランを変更する
まずは「料金プランの利用料金」を安くする方法を紹介します。まず通信事業者のホームページやアプリなどからご自身の月々のデータ使用量を確認してみましょう。月にどれほどデータ容量が必要なのかがわかります。そののち必要なデータ容量に近いプランに変更することで余計なデータ容量が減らせて、利用料金の払いすぎが防げます。
不要なオプションをはずす
「オプション料」を安くするために、不要なオプションははずしましょう。通信事業者のホームページやアプリなどから契約しているオプションが確認できます。使っていない、または解約するつもりで忘れていたオプションはもちろん、使っていても費用が高すぎるものは見直してもいいかもしれません。必要だと思えばまた契約することもできます。思い切って解約してから本当に必要かどうかを確認してみましょう。
中古の端末を利用する
「端末代金」を安くするために、機種変更をする際中古の端末を選ぶ方法があります。機種・通信事業者・SIMカードの大きさの組み合わせが問題ないか確認する必要がありますが、SIMフリーの端末であればSIMカードを差し替えただけで機種変更が可能です。スペックの高い機種が中古で売られているのも珍しくないため、最新機種にこだわらない方にはおすすめの節約方法といえます。
無料通話アプリを利用する
「通話料金」を安くするために、LINEなどの無料通話アプリで通話をおこなう方法があります。電話番号を使用しての通話には通話料金がかかりますが、データ通信によって音声通話をおこなう無料通話アプリなどは通話料金が発生しません。ただし代わりにデータ通信量を使ってしまうので、データ容量をしっかり確認しておきましょう。
データ通信量を見直す(Wi-Fiを利用する)
無料通話アプリを使う場合はもちろん、データ通信量の見直しは適切な料金プランを選択する上でも重要です。とくに携帯電話でのデータ通信量をセーブするために、環境が整っている場合はWi-Fiも併用しましょう。モバイルルーターやホームルーターなどは工事も不要ですぐに利用できるので便利です。また、セキュリティ面に配慮しながら、公共施設内や屋外の公衆Wi-Fiを利用するのも良いでしょう。
格安SIMを利用する
利用料金をお得にできる格安SIMを利用する方法もあります。携帯キャリアから通信設備(インフラ)をレンタルして費用を節約しながら提供されているSIMのことで、携帯キャリアと比較するとお得な料金設定になっているため“格安”とついています。機種・通信事業者・SIMカードの大きさの組み合わせが問題なければ、格安SIMにさし替えるだけで利用料金が安くなる場合があります。
povo2.0は月額基本料0円!ニーズに合わせてトッピング!
格安SIMもいいですが、携帯キャリアから乗り換えるならpovo2.0もぜひご検討ください。手続きなどをオンライン専用に限定してコストを削減し、格安SIMに負けない低価格なスマホプランをpovo2.0は提供しています。
「povo2.0」の特徴は、基本料金が0円(*3)(*4)(*5)なところです。好きなトッピング(有料)を追加して自分だけのスマホプランをカスタマイズできる仕組みのため、利用状況に合わせて、最適な料金プランをつくることができます。データ通信量だけでなく、通話時間も自分の好きなようにトッピングができるので「通話料金」も抑えやすいです。
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*3:180日間以上に渡って有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止や契約解除となる場合があります。また同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
参考「povo2.0プラン詳細」(povo) -
*4:国内通話には税込22円/30秒で、SMS送信には税込3.3円/通(70文字まで)がかかります。衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら。
SMSの受信は無料です。機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
参考「povo2.0プラン詳細」(povo) - *5:お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
auの5G(*6)回線だけでなく、人口カバー率99.9%(*7)を実現しているau 4G LTE回線も利用しながら、povoは通信品質の安定化に努めています。しかも5G(*6)の利用料金はトッピングに含まれており、追加料金もかかりません。携帯料金を安くしたいなら、ぜひpovoをご検討ください。
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*6:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記のサイトよりご確認ください。
参考「エリア」(povo) - *7:「人口カバー率」は国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています。2020年12月末時点の情報を掲載しています。内容は変更になる可能性があります。対応機種は4G LTE(800MHz)対応機器となります。
- ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
- ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
- ・「LINE」は、LINE株式会社の商標または登録商標です。
- ・「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。