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Vol.14
更新日:2023年9月15日

iPhoneのテザリング接続方法と
できない場合の対処法

Vol.14
更新日:2023年9月15日
iPhoneでPCにテザリングする女性

Wi-Fi環境が整わない場所でパソコンなどを使ってネットを利用したいときに、テザリングは便利です。お持ちのスマホの回線を使って、パソコンなどでもネットが使えるようになります。iPhoneでテザリングをおこなう場合の接続方法や、接続できないときの対処法を今回はチェックしていきましょう。

目次

そもそもテザリングとは

スマホを持つ男性とネットワークのイメージ

テザリングとは、スマホをアクセスポイントとして、外出先などでタブレット・ゲーム機・ノートパソコンなどの機器をインターネットに接続する機能です(*1)。契約回線がない状態の機器(SIMカードをさしていないタブレットなど)でも、テザリングを使えばネットに接続できます。さらに外出先などでパソコンからネットを利用したいときに、Wi-Fiルーターがない・公衆Wi-Fiが見つからない場面があるでしょう。このような場面でも手持ちのスマホからのテザリングをすれば、Wi-Fiがない環境でも通信ができます。

なおテザリングには3つの種類があります(*1)。それぞれの特徴も合わせて下記に整理しました。

Wi-Fiテザリング:タブレットの大画面で動画を視聴したり、ゲーム機をみんなでネット接続したりするときに。

  • ・タブレットやゲーム機など対応機種が豊富
  • ・複数の機器を同時に接続できる
  • ・データ通信が高速でおこなえる

Bluetooth®テザリング:タブレットでもネットを利用したいとき、バッテリーの持ちが気になる外出先で使うときに。

  • ・バッテリーの持ちが良い(消費電流はWi-Fiテザリングと比べて1/10(*2)
  • ・設定が簡単にできる(パスワードの入力が不要)
  • ・スマホおよび接続機器ともにBluetooth®対応の必要がある(*3)

USBテザリング:ノートパソコンでネットを利用するときに。

  • ・高速なデータ通信が可能
  • ・パソコンから給電してスマホの充電も可能(*4)
  • *1:参考「テザリングオプション」(au)
  • *2:パケット通信がおこなわれていないときの消費電流に関してauが調査。通信環境、通信状況、機種などにより異なる場合がございます。
  • *3:スマホ側、機器側共にBluetooth® のPAN(Personal Area Network)プロファイルが搭載されている必要があり、スマホ側はNAP(Network Access Point)、機器側はPANU(Personal Area Network User)に対応している必要があります。2015年以降発売のスマホはPAN-NAPプロファイルに対応しております。利用不可の方でOSアップロードを一度も実施されていない場合は、アップロード後お試しください。
  • *4:機種によってはUSB給電ができない場合があります。ノートパソコンなどの機器側に、USBドライバをインストール必要があります。ご利用中の機器のメーカーサイトをご確認ください。

iPhoneのテザリング接続方法

PCとiPhoneを接続するイラスト

iPhoneでもテザリングは利用できます。利用の手順を下記にまとめましたので、参考にして利用してみましょう。またAppleのホームページ(*5)にも手順がまとめてあります。合わせて確認しながら接続をしてみましょう。ただしiPhone(iPhone 4sを除く)の操作画面での表記やAppleホームページ内での説明では、テザリングを「インターネット共有」の名称で呼んでいます。説明などを読むときには注意しましょう。

また、なかにはテザリングをオプションにしている通信事業者があります。申し込みや料金支払いをしていないと、利用できないかもしれません。通信事業者やプランごとで違いがありますので、契約中の通信事業者のホームページなどで確認してみましょう。

「設定」アプリをタップ

ホーム画面などにある「設定」アプリを起動しましょう。

「インターネット共有」をタップ

「設定」から「インターネット共有」に直接進める場合もあれば、「設定」のあと「モバイル通信」を経て「インターネット共有」に進まなければならない場合もあります。また「インターネット共有」のオプション画面が表示されない場合は、テザリングが利用できない契約状態かもしれません。契約中の通信事業者に問い合わせてみましょう。

「ほかの人の接続を許可」をオンの状態に設定

「ほかの人の接続を許可」の右側にあるスライダをタップして、青色のオン状態に設定しましょう。

「Wi-FiとBluetoothをオンにする」画面が表示されたら、タップしてオンにする

すでに設定がオン状態の場合は表示されません。

iPhoneのテザリングで通信したい機器側(パソコン・タブレットなど)の接続設定をおこなう

つづいてテザリングによってネット接続したい機器側の設定をおこないましょう。なお、テザリングには種類が3つあると説明しました。接続方法が異なるので、それぞれ手順をチェックしていきます。また機器ごとで細かい接続方法や表記などに違いが出てくるでしょう。機器のメーカーのホームページも参考にしながら、接続設定をしていくのがおすすめです。

Wi-Fiテザリング

Wi-Fiテザリングの場合は、iPhone側で「ネットワーク名」(SSID)と「パスワード」(暗号化キー)を確認して、接続先の機器で入力する必要があります。

iPhoneで「インターネット共有」を開きます。

「“Wi-Fi”のパスワード」と書かれているので、パスワードはすぐに確認できるでしょう。またパスワードの下に、「“〇〇のiPhone”を検索できるようにします。」との説明書きが確認できるのではないでしょうか。その「“〇〇のiPhone”」がネットワーク名に該当します。

接続先の機器で「設定」から「Wi-Fi」を開き、接続可能なネットワークの一覧からさきほど確認したご自身のiPhoneのネットワーク名を選択しましょう。パスワードの入力画面が開くので、iPhone側で確認したパスワードを入力すればWi-Fiテザリングによるネット接続が完了します。

Bluetooth®テザリング

Bluetooth®でのテザリングは、接続する機器ごとで方法や表記が異なるため、機器の取扱説明書やメーカーのホームページなどで確認するのをおすすめします。なおApple(*5)のホームページで紹介されている、MacとWindows ®️のパソコンでの接続方法を今回はチェックしましょう。

※Macのパソコンの場合

メニューバーにあるBluetooth®のアイコンをクリックしましょう。

もしくはコントロールセンターの「Bluetooth」をクリックしても同様の操作がおこなえます。

インターネット共有をおこなうiPhoneのネットワーク名を選択し、「ネットワークへ接続」をクリックしたら設定完了です。

※Windows ®️のパソコンの場合

タスクバーの右側にある通知領域にあるBluetooth®のアイコンをクリックします。

「パーソナル エリア ネットワークへ参加」を選びます。

「デバイス」のところにあるiPhoneのアイコンのところで右クリックをしましょう。

そして「接続方法」にポインターを置き、出てきた「アクセスポイント」を選択すれば設定完了です。

USBテザリング

USBテザリングについても、Apple(*5)のホームページで紹介されているパソコン(Mac・Windows ®️)を利用した場合の接続方法を今回は紹介します。

まずはパソコンでiTunesやFinderの最新バージョンをインストールしましょう。すでにインストール済みでも、最新版でない場合はアップデートをするのが望ましいです。

そしてiPhoneをUSBケーブルでパソコンにつなぎます。「このコンピュータを信頼しますか?」との通知が出た場合、「信頼」をタップしましょう。

以上で接続完了です。システム環境設定のネットワークの画面から接続されているかの確認できます。

またほかの機器で接続する場合についてもAppleのホームページ(*6)で紹介されています。パソコン以外を利用する場合は、合わせて確認してみましょう。

iPhoneでテザリングできない原因とその対処法

PCを開きスマホを持つ男性

ここまでで紹介した方法でもテザリングでの接続ができない場合があります。代表的な原因とその対処法の例をチェックしてみましょう。なお接続する機器による違いも考慮する必要があります。機器の取扱説明書やメーカーのホームページなども合わせて、原因や対処法を探ってみるのがおすすめです。

機種・OS・プランがテザリング対象か確認する

プランによってはテザリングがオプション扱いで申し込みや料金支払いが必要な場合があると説明しました。ほかに機種やOSによってもテザリングが利用できない場合があります。iPhoneの場合は、5G(*7)/4G LTEの対応機種であれば利用が可能です(*1)(iPhone 5以降の機種でテザリングができます(*8))。povoの対応機種も専用ページ(*9)で案内していますので、確認してみてください。

モバイルデータ通信がオンになっているか確認する

iPhoneでそもそもデータ通信をしていなければ、機器をつなげてもネットに接続はできません。iPhoneの「設定」アプリを開き、「モバイル通信」に進みます。「モバイルデータ通信」と書かれた右側にあるスライダが青色のオン状態になっているかを確認してみましょう。

iPhoneおよび接続したい機器を再起動する

スマホなどの精密機器は、調子が悪いときに再起動すると不調が改善される場合があります。テザリングで接続元となるiPhoneだけでなく、接続先の機器も同様です。電源を落として少し間を開けてから、再度電源を入れて接続設定をおこなってみましょう。

povo2.0ならデータトッピングを購入すればオプション契約不要でテザリングが使える!

PCを触る女性

契約中の通信事業者でテザリングが有料オプションの場合、申し込もうか迷う方もいるのではないでしょうか。そのようなときはぜひpovo2.0をご利用ください。povo2.0ならデータトッピングを購入すれば、追加でのオプション契約なしでテザリングが使えます(*10)
*10:データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。

また、基本料金0円(*11)(*12)(*13)でpovo2.0は利用できます。好きなトッピング(有料)を追加して、自分だけのプランでスマホを使いましょう。テザリングをするときはデータ容量を多く消費しますが、povo2.0なら必要な分だけ追加できる仕組みで、最低限の料金支払いで済みます。

  • *11:180日間以上に渡って有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止や契約解除となる場合があります。また同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
    *過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
    参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
  • *12:国内通話には税込22円/30秒で、SMS送信には税込3.3円/通(70文字まで)がかかります。衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら
    SMSの受信は無料です。機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
    参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
  • *13:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。

auの5G(*7)回線にくわえて、人口カバー率99.9%(*14)をほこるau 4G LTE回線も使用しており、国内のさまざまな場所からテザリングでの通信が可能です。テザリングの利用料金や使い心地に不満がある方は、ぜひpovoをお試しください。

  • *7:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記のサイトよりご確認ください。
    参考:「対応エリア」(povo)
  • *14:「人口カバー率」は国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています。2020年12月末時点の情報を掲載しています。内容は変更になる可能性があります。対応機種は4G LTE(800MHz)対応機器となります。
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • ・Apple、iPad、iPhone、iTunesは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and (C) 2022 Apple Inc. All rights reserved.
  • ・Androidは、Google LLCの商標です。
  • ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • ・「Bluetooth®」は、Bluetooth SIG, Inc. USAの商標または登録商標です。
  • ・「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
  • ・「Windows ®️」は、Microsoft Corporationの商標または登録商標です。
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