大画面で、子供から大人まで便利に使えるタブレット。電子書籍や動画を楽しんだり、メモを取ったり絵を描いたりと、幅広いシーンで活用している人も多いですよね。
今回は、povo2.0でのタブレットの具体的な使い方から、povo2.0でタブレットを使うメリット、注意点までをわかりやすく解説していきます。
目次
povo2.0はタブレットにも対応している?
povo2.0は、スマホだけでなくタブレットにも対応しています。スマホとテザリングをして使うことができるほか、対応機種ではSIMカードやeSIM(*1)を用いることでもタブレットを使えます。
KDDIのオンライン専用(*2)ブランドであるpovo2.0は、基本料0円(*3)で契約できて、必要な時に必要なデータ容量を購入できることが最大の特徴です。
「Wi-Fiモデルのタブレットを使っているけれど、スマホみたいに外出先でもデータ通信ができたら便利なのにな」「だけどスマホのように毎日持ち歩くわけではないから、タブレット用にプランを契約するのはお金がもったいないかも」。このようなお悩みを抱えている方には、タブレットをpovo2.0で利用するのがピッタリと言えます。
なお、povo2.0で動作確認がされている対応機種はこちらのページから確認することができます。
- *1:「eSIM」の対応端末が必要です。 参考:「対応機種・端末」(povo)
- *2:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
-
*3:同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。180日以上の期間、一度も有料トッピングの購入などがない場合は利用停止または契約解除となることがあります。あらかじめご了承ください。
povo2.0でタブレットを使う方法
ここからは、具体的なpovo2.0でのタブレットの利用方法について見てみましょう。povo2.0でタブレットを使うには、以下の3つの方法があります。
- ・SIMカードを挿して使う
- ・eSIM(*1)を利用する
- ・スマホとテザリングする
それぞれの方法について、詳しく紹介していきます。
SIMカードを挿して使う
1つ目は、タブレット端末にSIMカードを挿して使う方法です。
スマホを乗り換えたり、海外に行ったりする際に、端末にSIMカードを差し替えて利用しますよね。それと同じように、タブレット端末本体にpovo2.0のSIMカードを挿して使う方法です。
なお、SIMカードを利用してタブレットを使うためには、モバイルデータ通信に対応した端末を用意する必要があることに注意が必要です。
eSIMを利用する
2つ目は、eSIM(*1)を利用する方法です。
eSIMとは、物理的なSIMカードではなく、タブレット端末本体に組み込まれたタイプのSIMのことです。端末をWi-Fiなどに接続し、オンラインでpovo2.0を申し込むだけで利用開始できることがeSIMの大きなメリットです。
なお、eSIMを利用するには、モバイルデータ通信およびeSIMに対応したモデル端末を用意する必要があります。
スマホとテザリングする
3つ目は、スマホとテザリングする方法です。
テザリングとは、スマホのデータ通信を利用して、タブレットをインターネットに接続することです。スマホ用にpovo2.0を申し込んで、povo2.0のSIMが挿入されたスマホにタブレットをテザリングすることで、タブレットでもインターネットを楽しめます。なお、povo2.0では、事前の申し込みや追加料金なしでテザリングを使うことができます。
タブレットをテザリング利用する場合は、端末はモバイルデータ通信非対応のものでも問題ありません。ただし、タブレット自体がデータ通信を行うわけではないため、スマホやWi-Fiがない場所ではインターネットに接続できないことを覚えておきましょう。
povo 2.0でタブレットを使う場合の注意点
このように、povo2.0では用途や利用シーンに合わせて好きな方法でタブレットを利用できます。ただし、povo2.0でタブレットを使う際には、事前に知っておきたい注意点もあります。povo2.0をタブレットで使う際の注意事項について、詳しく見てみましょう。
対応モデルを確認する
1つ目は、povo2.0でタブレットを利用する際には、対応モデルの確認が必要なことです。
これは、SIMカードもしくはeSIMを使う場合に特に重要なポイントです。自分のタブレットがpovo2.0での動作確認が行われているかを確認してください。また、SIMカードもしくはeSIM(*1)を利用する場合、Wi-Fiモデルではなくモバイルデータ通信対応モデルであることも併せてチェックが必要です。
なお、2022年12月時点で、povo2.0で動作確認されているタブレット端末は、以下のiPadとなっています。
機種 | SIMカード | eSIM | 機種 | SIMカード | eSIM | 機種 | SIMカード | eSIM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11インチ iPad Pro(第4世代) | ◯ | ◯ | 12.9インチ iPad Pro(第6世代) | ◯ | ◯ | iPad(第10世代) | ◯ | ◯ |
iPad Air (第5世代) | ◯ | ◯ | iPad(第9世代) | ◯ | ◯ | iPad mini (第6世代) | ◯ | ◯ |
11インチ iPad Pro(第3世代) | ◯ | ◯ | 12.9インチ iPad Pro(第5世代) | ◯ | ◯ | iPad Air (第4世代) | ◯ | ◯ |
iPad (第8世代) | ◯ | ◯ | 11インチ iPad Pro(第2世代) | ◯ | ◯ | 12.9インチ iPad Pro(第4世代) | ◯ | ◯ |
iPad (第7世代) | ◯ | ◯ | iPad Air(第3世代) | ◯ | ◯ | iPad mini (第5世代) | ◯ | ◯ |
11インチ iPad Pro(第1世代) | ◯ | ◯ | 12.9インチ iPad Pro(第3世代) | ◯ | ◯ | iPad(第6世代) | ◯ | × |
10.5インチ iPad Pro | ◯ | × | 12.9インチ iPad Pro(第2世代) | ◯ | × | iPad(第5世代) | ◯ | × |
9.7インチ iPad Pro | ◯ | × | 12.9インチiPad Pro(第1世代) | ◯ | × | iPad mini (第4世代) | ◯ | × |
上の表の通り、povo2.0で動作確認がされている端末の中でも、eSIM対応のものと非対応のものがあります。SIMの選択の際に、eSIM非対応端末にもかかわらずeSIMを申し込んでしまう間違いが増えているため、申し込み手続きの前には、必ず自分のiPadがeSIM対応端末かどうかもチェックしましょう。
OSのアップデート状況を確認する
2つ目は、端末のOSのアップデート状況を確認することです。これは特にeSIM(*1)利用の際にチェックが必要となります。
povo2.0のeSIMは、AppleのiOS13以上での対応となっています。povo2.0の対応端末であっても、iOS13以上でない場合は、eSIMプロファイルダウンロード前にiOSのアップデートが必要です。
なお、SIMカードタイプ、eSIMタイプ、ともに動作確認はiPadOS15以上で行われています。
SIMロックを解除しておく
3つ目は、端末のSIMロックを解除しておくことです。これは、SIMカードもしくはeSIM(*1)を利用する際に確認が必要となる項目です。
SIMロックとは、大手の通信事業者からスマホを購入し回線契約を結んだ際に、その通信業者以外の回線が利用できないような設定のことです。法改正により、2021年10月1日以降に販売されたスマホには SIM ロックがかけられることが禁止されましたが、それ以前に購入した端末によってはSIMロックがかかっているケースもあります。
特にpovo2.0では、au以外で購入した端末でSIMロック解除が必要な場合があります。SIMロックの解除方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
参考:「SIMロックは原則禁止?SIMロック解除のメリットとデメリットを紹介」(povo)
タブレットプランはない
4つ目は、povo2.0にはタブレット専用のプランはないことです。
auなどのキャリアでは、タブレットを対象とした専用のプランや、スマホのデータ容量をタブレットにシェアするプランが販売されています。しかし、povo2.0ではそのようなプランはありません。スマホでpovo2.0を使う時と同様に、高速通信が可能なデータ容量である「データトッピング」をタブレット用に必要に応じて購入する形となります。
そのため、auからpovo2.0に変更する場合などでも、スマホとタブレットなどのデータシェアは廃止となります。このようなプランを利用している場合は、変更前に、プランを解約しておきましょう。
povo2.0でタブレットを使うメリット
ここまで、povo2.0でタブレットを利用する際の注意点について紹介してきました。最後に、povo2.0をタブレットで利用するメリットについて見ていきましょう。
基本料0円だからコストを抑えて使いやすい
1つ目のメリットは、povo2.0は基本料0円(*3)で契約できるため、コストを抑えて使いやすいことです。
povo2.0の大きな特徴は、従来の「毎月◯円で△GBを利用できる」といった固定のプランではなく、自分に必要な「トッピング」を、必要なタイミングで購入できることです。高速通信ができるデータ容量である「データトッピング」や、対象の動画配信サービスのデータが使い放題となるパックである「コンテンツトッピング」など、さまざまな種類のトッピングが用意されています。
タブレットの場合、スマホと違い「毎日持ち運ぶわけではないけれど、旅行や帰省の時だけデータ通信を使いたい」という人も多いのではないでしょうか。タブレットでデータ通信ができるのは確かに便利ですが、使わない期間も月額料金がかかってくるのは、もったいないですよね。
しかしpovo2.0であれば、例えば「普段は家でWi-Fiを利用して、半年に1回の帰省の時だけ1回税込330円のデータ使い放題(24時間)(*4)トッピングを購入する」といった使い方が可能です。
このように、普段はあまり使っていないけれど月額料金が発生しているタブレットを持っている人は、povo2.0に変更することでコストを大きく節約することができます。(*5)
- *4:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。
- *5:180日以上の期間、一度も有料トッピングの購入などがない場合は利用停止または契約解除となることがあります。あらかじめご了承ください。
事前申し込み・追加料金不要でテザリングを利用できる
2つ目のメリットは、事前の申し込みや追加料金が不要でテザリングを利用できることです。
Wi-Fiモデルのタブレットを使っている人の中には、「外出先などWi-Fiのない環境でもタブレットが使えたら便利なのにな」と感じる人も多いですよね。そんな時に便利なのが、スマホをWi-Fiルーターとして利用するテザリング機能です。
povo2.0では、テザリングを利用する際の申し込みや追加料金が不要です。そのため、普段スマホでpovo2.0を利用している人であれば、必要な時にすぐにタブレットをテザリングで利用できます。タブレットの大画面で動画を観たいという場合は、1回税込330円の「データ使い放題(24時間)(*4)トッピング」や「コンテンツトッピング」などを購入すれば、残りのデータ容量を気にする必要もありません。
povo2.0のテザリングを活用すれば、タブレット用の契約プランを探したり、データ通信対応モデルのタブレットを買い直したりする必要なく、外出先でも気軽にタブレットをインターネットに接続できるようになるのです。
povo2.0ならお得に賢くタブレットを使いこなせる
ここまで、povo2.0でのタブレット利用方法や、メリット・注意点について解説してきました。povo2.0は、テザリングのほか、SIMカード、eSIM(*1)でのタブレット利用が可能です。この記事を参考に、povo2.0のトッピングを活用して、お得に便利にタブレットを利用してください。
- ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
- ・「iPad「iPad Air」「 iPad Pro」「iPad mini」はAppleの商標または登録商標です。
- ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。