「急にスマホが充電できない」
このように、スマホの充電で悩んだことはありませんか?
突然スマホが充電できなくなると、どのように対処すれば良いのか困ってしまいますよね。
スマホの充電トラブルには、充電ケーブルの破損や本体の水没、故障など様々な原因があります。本記事では、スマホが充電できない主な4つの原因と解決法を紹介します。
スマホが充電できなくなった際にも、対処できるように事前対策についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
スマホが充電できない!まず原因を確認しよう
スマホが充電できない原因を特定するところからスタートしましょう。
原因を確認する際は、大きく分けて以下の2点を意識してみてください。
- ・スマホ本体に問題がある
- ・ケーブルやアダプタに問題がある
スマホの充電トラブルは、この2点が主な原因となって発生することが多い傾向にあります。所有するスマホがどちらの原因で充電できないのかを考えることで、スムーズな解決につながります。
原因①:充電ケーブルは問題ないか?
まず疑うのはスマホ本体ではなく、充電ケーブルの不具合からです。
ぜひ、以下の項目をチェックしてみてください。
- ・充電ケーブルが折り曲がっていたり、断線していたりしないか
差し込み口にほこりや汚れが付着している場合は、綿棒を使ってやさしく拭き取ってあげましょう。それでも解決しない場合は、ケーブルの折れ曲がりや断線を疑います。
確認方法としては、該当の充電ケーブルを別の機種に差し込んでください。正常に充電できていれば、充電ケーブルの問題ではない可能性があります。
原因②:水没していないか?
水没に心当たりがある場合は、スマホ内部に水が入り込むことで故障につながる可能性があります。
特に以下の行為はNGですので、注意してください。
- ・水没したスマホを充電する
- ・ドライヤーでスマホを乾燥させる
- ・スマホを振る
水没したスマホを充電すると通電によって基盤がショートしやすく、ドライヤーの使用は、温風の熱によってスマホ内部の故障リスクを高めます。
また、スマホを振ると入り込んだ水が内部に移動し、濡れていない部分まで水が侵入しやすくなるため、スマホの取り扱いに注意してください。
原因③:故障していないか?
充電ケーブルの折れ曲がりや断線、水没の心当たりがない場合は、スマホ本体の故障を疑います。
スマホはアプリケーションを同時に立ち上げることが多いため、複数のアプリを実行中のスマホは熱を持ちやすく、熱を持った状態ではスマホの充電ができなくなるケースもあります。
また、スマホを数年使用すると経年劣化により、充電ケーブルの差し込み口が接触不良になるケースや、バッテリーが寿命を迎えている可能性も考えられるでしょう。
このようにスマホ本体の故障は、経年劣化によるものなのか、もしくは使い方によるものなのかによっても解決法は異なります。
原因④:スマホの利用期間は?
一般的にスマホは、3〜4年で寿命を迎えると言われています。
特に、スマホ内蔵のリチウムイオンバッテリーは500回ほど充放電を繰り返すと、利用状況によりますが、最大容量の8割程度に劣化すると言われています。
充電の減りが極端に早くなった場合は、バッテリーの劣化が原因で、スマホ本体が寿命を迎えている可能性が高いでしょう。
また、OSのアップデートが対象外となり、スマホが使えなくなることもあります。
Android、iOS共にOSのアップデート対象期間については公式には発表されていません。例えば、Androidの場合は、オープンソースプロジェクトを確認すると、セキュリティの更新情報が約4年で終了しています。このことから、4年を目安にOSのサポート期限を迎えると考えられ、以降は最新版にアップデートできません。
OSのアップデートができないとセキュリティ面で脆弱性が高くなるため、機種変更することをおススメします。
このように、バッテリーの寿命やOSのアップデート期間を考慮すると、3〜4年を目安に機種変更すると良いでしょう。
参考:Androidのセキュリティに関する公開情報|Android オープンソースプロジェクト
原因別!おススメの解決法
スマホが充電できない4つの原因について触れてきました。みなさんは「ご自身のスマホでなぜ充電できないのか」おおまかな原因を特定できましたか?
ここからは、原因別のおススメ解決法をご紹介しますので、該当する項目を確認してみてください。
解決法①:破損ケーブルを買い替える
充電ケーブルの折れ曲がりや断線を疑う場合には、新しいケーブルへの交換をおススメします。もしiPhoneを使用している方でしたら、Apple純正品か「MFi認証」(※1)取得済みのケーブルを購入するのがおススメです。
また、ACアダプタや持ち運びバッテリーが故障している場合も考えられます。予備のACアダプタや持ち運びバッテリーをお持ちでしたら、一度交換してみると詳しい原因を特定できるはずです。
充電ケーブルやACアダプタを交換してもスマホの充電ができない場合は、スマホ本体に問題があるかもしれません。
解決法②より確認を進めてみてください。
(※1):MFi認証とは、Appleが定めた性能を満たす製品のことであり、認証済みの製品には「Made For iPhone/iPad/iPod(MFi)」と表記されています。
解決法②:スマホのOSを最新にする
ここでは、スマホ本体に問題がある場合の解決法について解説します。
まずは、スマホのOSが最新かどうかを確認してください。古いOSのまま使用していると、なんらかの不具合が発生し正常に充電できないケースがあります。
余談ですが、iOS13以降のiPhoneには「バッテリー充電の最適化」機能が備わっており、機能をONにするとバッテリーの劣化を防ぐために、80%以上の充電速度が遅くなります。
この機能はバッテリー劣化を防ぐためのものであり、故障ではありませんが、OSを最新にしてもいつも通りフル充電ができない場合は、疑ってみると良いでしょう。
iPhone、AndroidそれぞれのOSのアップデート手順を紹介するので、参考にしてみてください。
iPhoneの場合
手動でiPhoneのOSをアップデートする方法は以下の通りです。
- 1.「一般」をタップ
- 2.「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 3.「ダウンロードしてインストール」が表示されたらタップしてアップデート
参考:iPhoneのiOSをアップデートする|iPhoneユーザガイド
Andoroidの場合
手動でAndroidのOSをアップデートする方法は以下の通りです。
- 1.設定アプリをタップ
- 2.画面下部の「システム」>「システムアップデート」をタップ
- 3.アップデートのステータスが表示されるので、画面の指示に従って操作
参考:Androidのバージョンを確認して更新する|Androidヘルプ
解決法③:スマホを修理に出す
充電ケーブルを交換したり、OSをアップデートしたりと、紹介した解決法でスマホが充電できない場合は、スマホを修理に出す必要があるかもしれません。
まず、修理へ出す前に以下のチェックポイントを確認してください。
- ・保証サービスに加入しているか
- ・データやアプリのバックアップは取れているか
- ・Apple IDやGoogleアカウントのIDやパスワードをメモしているか
次に、修理に出すべきか判断に迷う場合は、以下を確認してください。
保証サービス対象外の方
実費で修理費用がかかるので、見積もりを事前に確認してください。
保証サービスが利用できる方
見積もりの際に、修理費用や修理期間を確認しましょう。修理内容によっては1週間ほどかかる場合もあるので、代用機を借りられるのかを確認してください。
解決法④:スマホを新しく購入する
スマホの使用年数が3〜4年以上の方は、修理にかかる費用や年数による劣化の状況を踏まえると、スマホを新しく購入するほうがおトクな場合が多いです。
しかし、スマホの充電ができない端末は、新しい機種を購入する際に下取りプログラムが適用されない場合があります。詳しくは通信事業者へ確認してみましょう。
また、分割支払金残額があっても機種変更は可能ですが、新しいスマホを分割で購入できるかは、購入時に確認ください。ただ、現在支払い中のスマホ代金と、新しく購入するスマホの代金がどちらもかかりますので、ご注意ください。
なお、スマホの購入先は通信事業者だけでなく、中古スマホ販売店・家電量販店などでも購入可能です。
急に慌てない!役立つ事前対策とは?
最後に、突然の充電トラブルで慌てないための事前対策について、2つの観点から紹介します。
- 対策①:予備のケーブルを持っておく
- 対策②:スマホを2台持ちにする
対策①:予備のケーブルを持っておく
充電ケーブルは毎日使用するため、劣化しやすいのが特徴です。突然の断線や接触不良に対処するためにも、予備のケーブル、ACアダプタ、持ち運びバッテリーを準備しておきましょう。
ただし、スマホ本体の水没や故障には、周辺機器では対応できないためご注意ください。
対策②:スマホを2台持ちにする
突然スマホが充電できなくなると、家族や仕事への連絡にも不便ですよね。2台目(サブ)のスマホを持っていれば、連絡の不便さやインターネット検索ができない事態を避けられます。
急に充電できない場合に備え、povo2.0で2台目スマホを持ってみよう!
本記事では、スマホが充電できない4つの原因と解決法についてご紹介しましたが、スマホの状態に合わせた解決策を見つけることはできたでしょうか?
解決法を試してみても充電できない場合は、保証サービスへの加入有無・分割支払金残額・使用年数なども考慮しながら、修理または新しい機種の購入を検討してみてください。
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