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Vol.72
更新日:2023年9月5日

子どもにいつからスマホを持たせるべき?
スマホを持たせるメリット・注意点を解説

Vol.72
更新日:2023年9月5日
スマホをみている親子

昨今はスマホを1人1台持つことが当たり前の時代になりましたが、お子さまにはいつ頃から持たせたら良いか悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、小・中学生のスマホの所有率を元に、お子さまにスマホを持たせるおススメの時期と、メリットを紹介します。

あわせて、スマホをお子さまに持たせる際の注意点も紹介するので、安全に利用するためのルール作りも検討しましょう。

目次

スマホは小学校高学年〜中学生の間に持たせるのがおススメ

スマホを手に持つ男の子

近年ではお子さまにスマホを持たせるメリットが注目され、小・中学生のスマホの所有率が増加傾向にあります。

2022年11月に実施された調査では、小学1年生から3年生で自分のスマホを所有しているお子さまは16%とわずかです。

しかし、小学4年生から6年生では37%と過去最高を記録し、前年度よりも4%増加しました。小学6年生では52%で、半数を超える所有率となっています。

また、中学生からはさらに増加し、中学1年生で65%、中学3年生で81%が所有していると分かっています。

以上のことから今後さらに、お子さまのスマホは小学校高学年から中学生の間に持たせる方が増えていくでしょう。
出典:モバイル社会研究所「スマホ所有率小学5年生で半数、中学2年生で8割を超える」

お子さまにスマホを持たせるメリット

スマホを見る母と娘

続いて、お子さまにスマホを持たせる4つのメリットを確認しましょう。

  • ・ 家族や友人との連絡が取りやすくなる
  • ・ 学習の補助として活用できる
  • ・ 緊急時でもお子さまの居場所を把握できる
  • ・ ITリテラシーが身につく

家族や友人との連絡が取りやすくなる

ひとつ目に、スマホを所有していると、お子さまと連絡が取りやすくなります。電車内や施設内のように電話ができない場所でも、LINEアプリなどのメッセージ機能を使えば、より簡単にコミュニケーションを取ることが可能です。

メッセージや写真などのやり取りを通じて、今よりもお子さまとの距離が縮まるかもしれません。

またお子さまにとっては、クラスメイトや友人とのコミュニケーション手段になるでしょう。帰宅後に行う何気無い会話や遊びの計画などで、仲が深まるかもしれません。

学習の補助として活用できる

ふたつ目に、スマホは学習の補助としても活用できます。わからないことや調べたいことを、自主的にインターネットで検索でき、知識と成功体験が身に付きます。

ほかにも旅行先の情報を調べて地理を学んだり、好きな動植物の生態を動画で見て学習意欲を高めたりと、プラスになる使い方は多くあります。

緊急時でもお子さまの居場所を把握できる

親御さんにとって、外出中のお子さまがどこにいるのか、危険な場所に行っていないかなどの心配事は常につきまとうものです。

お子さまにスマホを持たせていれば、GPS機能を利用して位置情報や移動経路を調べることも可能です。部活動や友人との付き合いで家にいることが少なくなっても、居場所がわかれば気苦労も減るでしょう。

ITリテラシーが身につく

お子さまにスマホを持たせない場合でも、いずれはスマホやパソコンなどの電子機器に触れる機会がやってくるでしょう。

さまざまなアプリやITサービスの利用が一般的に普及している現代において、アプリの種類や使い方、インターネットに溢れる情報の信ぴょう性の見分け方、個人情報を守るための知識などを、小さな頃から学んでいて損はありません。

子どものうちからスマホを使用していれば、ITリテラシーが身につきやすくなります。

お子さまにスマホを持たせる際の注意点

勉強している女の子

一方で、お子さまにスマホを持たせる際には、心配事や注意点もあります。想定される4つの懸念点と親御さんができる対策をまとめました。

  • ・ 勉強への集中力が低下する可能性がある
  • ・ トラブルに巻き込まれる可能性がある
  • ・ SNSでの誹謗中傷に遭う可能性がある
  • ・ 使いすぎによって利用料金が高くなる可能性がある

勉強への集中力低下

ひとつ目は、お子さまがスマホに夢中になり、勉強に集中できなくなってしまう可能性がある点です。

スマホには、インターネット検索のほか、動画視聴サービスやSNS、アプリゲームなど、時間を忘れて楽しめるコンテンツがたくさんあります。ただスマホを持たせるだけでは、勉強がおろそかになってしまう恐れがあります。

スマホを購入したらまずはお子さまと良く話し合い、スマホの利用時間を決めるなどのルール作りが必要です。

例えば、通信事業者のフィルタリングサービスを利用し、スマホに利用時間帯の制限をかけておくのもひとつの手です。

トラブルに巻き込まれる可能性がある

ふたつ目に、スマホを通じて、お子さまが友人や知り合いとのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

スマホで行うメッセージや電話では、お子さまがどんなやり取りをしているかが分かりづらいため、親御さんは普段から雑談をテーマとした定期的に話しやすい雰囲気を作ることをおススメします。もしトラブルに遭っていれば、そこから違和感としてわかったり、子どもから話をしてくることがあるでしょう。

SNSでの誹謗中傷に遭う可能性がある

みっつ目に、お子さまがSNSを利用する場合、発信内容によっては第三者からの誹謗中傷に遭ってしまう可能性もあるでしょう。こちらもひとつ目の注意点と同じく、通信事業者のフィルタリングサービスを利用するのもひとつの手です。

例えば、auが提供している「あんしんフィルター for au(※1)」では、「小学生」「中学生」「高校生」「高校生プラス」の4段階でフィルタリングレベルを調整できます。

「小学生」「中学生」「高校生」のフィルタリングでは、SNS、掲示板などのコミュニケーションをまとめて制限することが可能です。

お子さまにSNSを利用したいと相談されたら、お子さまの年齢を考慮して許可するSNSを個別に判断する、お子さまがSNS投稿を行う範囲を限定するなど、インターネット上のトラブルを回避するためのルール作りをする方法が有効です。

※1 インターネット利用中に、危険なサイトやアプリから守るフィルタリングサービスです。年齢・ご利用用途によりフィルタリングの強度を選択したり、利用時間帯の設定をしたりできます。制限されているサイトやアプリでも、後から親後さんが個別にご利用を許可できます。

使いすぎによって利用料金が高くなる可能性がある

通信事業者の料金プランによっては、インターネット(データ通信)を利用した分だけ料金が加算されるタイプもあるので、注意が必要です。

親御さんは、お子さまに適した料金プランを選択するようにしましょう。

例えば、povoの「データ追加1GB(7日間) 税込390円/回」や「データ追加3GB(30日間) 税込990円/回」のように、データ容量(ギガ)が使いきりのタイプを選べば、追加の料金が発生することがなく安心です。

お子さまにスマホを持たせるなら使う分だけデータ容量を購入できるpovo2.0がおススメ

povo2.0(※2)(※3)では、必要なデータ容量(ギガ)だけを先に購入して、インターネットを楽しめます。データ容量(ギガ)を追加したい場合も、1GBと小さなデータ容量(ギガ)から購入ができ、無駄なく利用できます。

「この日だけはデータを使い放題にしたい!」と言うときは「データ使い放題(24時間) 税込330円/回 (※4)」もおススメです。

お子さまをトラブルから守りたい方は、先ほど紹介した「あんしんフィルター for au」や「未成年 WEB フィルター」をご検討ください。

•「未成年WEBフィルター」:インターネット(Wi-Fi利用時を除く)をご利用中に、アクセスしたWebサイトのURL情報から、お子さまにとって不適切と判定されたサイト(出会い、アダルト系など)の利用を制限します。

お子さまのスマホで悩んでいる方は、ぜひこの機会にpovoをチェックしてみてください。

  • ※2:オンライン専用のプランなので、お手続きやサポートなどはすべてオンラインのみとなります。店頭・電話でのサポートはありません。
  • ※3:13歳未満申し込み不可
  • ※4:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。(他も同様)
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • • 「Wi-Fi」、「Wi-Fi CERTIFIED Miracast (TM)」、「Miracast (TM)」、「Wi-Fi/Wi-Fi 6」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

■監修者情報

氏名:石田 勝紀(いしだ かつのり)

プロフィール:一般社団法人教育デザインラボ代表理事。都留文科大学国際教育学科元特任教授。20歳で起業し学習塾を創業。これまで4000人以上の生徒を直接指導する傍ら、講演会、セミナーなどを通じて5万人以上の子どもたちを指導してきた。34歳で、都内私立中高一貫校の常務理事に就任し、経営、教育改革を実践。現在は「日本から勉強嫌いな子をひとり残らずなくしたい」という信念のもと、全国各地でママさん対象のカフェスタイル勉強会「Mama Café」を年間100回以上主催。『東洋経済オンライン』の長期連載コラムは、累計1.2億PV超を記録している。著書に「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」「小学生の勉強法」「中学生の勉強法2.0」「子どものやる気の引き出し方」など合計25冊出版。

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