「Galaxyにもいろいろ種類があるけど、それぞれどんな特徴があるの?」
「今はiPhoneを使っているけど、Galaxyも気になる・・・」
こういった疑問を解決するため、本記事では、Galaxyシリーズの最新機種(「Galaxy S23」・「Galaxy Z Flip5」・「Galaxy Z Fold5」・「Galaxy A54 5G」・「Galaxy M23 5G」)の特徴や、GalaxyとiPhoneの違いについて詳しく解説しています。是非参考にしてください。
目次
Galaxyって何?
「Galaxy(ギャラクシー)」は、Android OSで人気のあるブランド名です。スマホ販売シェア世界1位であるSamsung(サムスン)から発売されているブランドで、スマホ、タブレット、スマートウォッチなど様々な種類があり、世界中で支持されています。
なお、Galaxyの代表的なシリーズとしては「Sシリーズ」・「Zシリーズ」・「Aシリーズ」・「Mシリーズ」があり、それぞれ特徴が異なります。
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
Sシリーズ |
■高性能CPUを搭載したハイエンドモデル ■シリーズの中で最もカメラ性能が高い |
Zシリーズ |
■折りたたむことが可能 ■ディスプレイが大きい |
Aシリーズ |
■スマホ初心者向けのエントリーモデル ■価格が安い傾向にある |
Mシリーズ |
■大容量バッテリー搭載 ■Galaxy初のSIMフリーモデル |
ここからは、各シリーズの最新機種について紹介していきます。
Galaxy Sシリーズ最新機種のGalaxy S23
Sシリーズは、Galaxyシリーズの中で最もハイエンドなモデルとなっており、高性能なCPUが搭載されています。これは、2023年4月20日に発売されたGalaxy S23においても同様です。
Galaxy S23の主な特徴は以下の通りです。
・高いカメラ性能
・高性能なCPU搭載でダウンロードやゲーム・動画などの処理が速く、動作が軽い
・eSIMにも対応
まずは、カメラ性能についてです。前モデルであるGalaxy S22のインカメラは約1,000万画素でしたが、Galaxy S23では約1,200万画素まで上がっています。また「ナイトグラフィー機能」により、夜でも映画のようなクオリティで撮影することが可能となりました。
次に、CPUとして「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載したことによって、快適な動作を実現したという点も大きな特徴です。例えば、長時間ゲームを楽しんだとしても、処理の速さや強力な冷却システムによって動作が重くなりにくいため、ストレスなくプレイすることができるでしょう。
最後に、eSIMにも対応したという点も見逃せません。国内で販売されているGalaxy S22は、物理的にカードを差し変える必要のあるnanoSIMでしたが、Galaxy S23ではeSIMがあらかじめ本体に組み込まれているため差し替えの必要がなく、オンライン契約でも最短当日から使用することができます。
さらに、ディスプレイサイズの大きいSシリーズをご利用になりたい方には、同じく2023年4月20日に発売されたGalaxy S23 Ultraもおススメです。
Zシリーズ最新機種のGalaxy Z Flip5 / Galaxy Z Fold5
Zシリーズは「折りたためる」というのが最大の特徴で、ディスプレイサイズが大きい方が良いという方におススメです。
折りたたみスマホと聞くと、「何度も開け閉めすることで壊れてしまうのでは・・・」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。これまでに発売されている、Galaxy Z Flip4は、20万回以上の開閉動作試験が行われている上、内側や外側の耐久性にもこだわっております。
また、折りたたみスマホでディスプレイサイズを自由に変えることもでき、必要な時にはGalaxy Z Flip5では、約6.7インチ、Galaxy Z Fold5では約7.6インチという大画面を実現することもできます。「折りたたみスマホが好き」「ディスプレイは大きい方がいい」という方には最適なモデルと言えるでしょう。
Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5との違いは、Galaxy Z Flip5が縦開きに対して、Galaxy Z Fold5は横開きである点です。Galaxy Z Fold5は小型タブレットに近い約7.6インチなので、大画面でコンテンツを楽しみたい方は、Galaxy Z Fold5がおススメです。
Aシリーズ最新機種のGalaxy A54 5G
Aシリーズは、エントリーモデルとしてスマホ初心者でも購入しやすいのが特徴です。ミドルスペックのため、他のシリーズよりも比較的安く購入することができます。
そんなAシリーズの最新機種「Galaxy A54 5G」が、2023年5月25日に日本でも発売されました。ミドルスペックとはいえ、ネット検索や動画視聴といった用途がメインであれば十分使えるスペックなので、コスパの良いスマホをお求めの方に向いているでしょう。また、eSIMにも対応しています。
なお、バッテリーについては、Sシリーズ・Zシリーズそれぞれの最新機種である「Galaxy S23」と「Z Flip5」を上回る大容量バッテリーとなっています。
機種名 | バッテリー容量 |
---|---|
Galaxy S23 | 約3,900mAh |
Galaxy Z Flip5 | 約3,700mAh |
Galaxy A54 5G | 約5,000mAh |
約5,000mAhの大容量バッテリーで、朝外出して帰宅するまで気にせず楽しめます。
※お客さまのご使用環境やご利用状況により使用可能時間は異なります。
Galaxy M23 5G
今まではインド市場を中心に販売されていたMシリーズですが、ついに日本でも、2022年4月21日に「Galaxy M23 5G」が発売されました。お求めやすい価格で、大容量バッテリーを搭載しているという点が魅力です。また、Galaxy初のSIMフリーモデルである点も大きな特徴だと言えます。
ただし、他のGalaxyシリーズには備わっている防水・防塵機能がありません。また、ゲームを楽しみたい方にとっては、スペック不足を感じるかもしれませんが、一般的な使用に関してはもちろん問題ないので、スマホの購入費用を抑えたい方にはおススメの機種です。
GalaxyとiPhoneの比較
GalaxyとiPhoneを比べた場合に、どういった部分でどちらのスペックが上か、自分にはどちらのスマホが適しているのか、ということが気になりませんか?この項目では、GalaxyとiPhoneのスペック面を比較していきますので、どちらのスマホが自分に合うかをじっくり比較・検討していただければと思います。
なお、比較する機種は、「Galaxy S23」と「iPhone14」となります。
重さ
・Galaxy S23:約168g
・iPhone14:約172g
重さに関しては、どちらもそれほど変わりません。数グラムの差はありますが、体感ではほとんどわからないでしょう。
カメラ
Galaxy S23とiPhone14のカメラ性能については以下の通りです。
Galaxy S23 | iPhone14 |
---|---|
■(超広角)約1,200万画素 ■(広角)約5,000万画素 ■(望遠)約1,000万画素 ⇒トリプルカメラ(3つのカメラを搭載) |
■(超広角)約1,200万画素 ■(広角)約1,200万画素 ⇒デュアルカメラ(2つのカメラを搭載) |
ご覧の通り、画素数ではGalaxy S23の方が上となります。メインとなる広角の画素数がGalaxy S23の方が高く、カメラの数も違います。
ディスプレイ
Galaxy S23 | iPhone14 | |
---|---|---|
解像度 | 2,340×1,080(FHD+) | 2532×1170 |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 60Hz固定 |
ディスプレイサイズは同じですが、リフレッシュレートは、Galaxy S23の方が上回っています。リフレッシュレートとは、1秒間に何回ディスプレイが描画(更新)されるかという数値で、数値が大きいほど画面表示がなめらかになります。
Galaxy S23のリフレッシュレートは最大120Hzとなっているため、ゲームをやっている時にもスムーズに画面が表示されます。
バッテリー
Appleは、iPhoneのバッテリー容量について一切公開していませんが、アメリカ・カリフォルニア州のベンチャー企業である「iFixit」の調査によると、iPhone14のバッテリー容量は3,279mAhとなっています。Galaxy S23は約3,900mAhなので、バッテリーに関してもGalaxy S23の方が上回っています。
防水・防塵機能
Galaxy S23 | iPhone14 | |
---|---|---|
防水 | IPX5/IPX8 (※注1) |
IEC規格60529にもとづくIP68等級 (※注2) |
防塵 | IP6X (※注3) |
IEC規格60529にもとづくIP68等級 (※注2) |
防水は9等級(IPX0~IPX8)、防塵は7等級(IP0X~IP6X)に分かれているのですが、Galaxy S23もiPhone14もそれぞれ最高等級となっており、高い防水性・防塵性が備わっています。なお、iPhone14のように「IP68」と表記されている場合は、左の数である「6」が防塵性能を表し、右の数字である「8」が防水性能を表しています。つまりIP68は、防水が「IPX8」、防塵が「IP6X」となるため、S23と同じ防水・防塵等級となります。
ただし、いくら高度な防水機能があるとはいえ、お風呂やプールでの使用にはリスクが伴うのでご注意ください。
(注1)カード挿入口カバーまたはキャップがある機種はしっかりと閉じ、電池フタが着脱可能な機種は確実に取り付けてください。海水・プール・温泉の中に浸けないでください。砂浜などの上に置かないでください。
(注2)iPhone 14は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深6メートルで最大30分間)。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。
(注3)IP6X相当とは、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れて攪拌(かくはん)させ、取り出したときに電話機の内部に塵埃が侵入しない機能を有することを意味します。
価格
Galaxy S23(256GB) | iPhone14(256GB) | |
---|---|---|
本体価格(税込) | 136,330円 | 161,770円 |
※上記表内にある本体価格は、2023年8月1日時点の「au Online Shop」に掲載されている価格です。
同じ容量の比較だと、Galaxy S23の方がiPhone14よりお求めやすい価格になっております。
機種を選ぶ上ではスペックが重要ですが、併せて価格も事前に確認しておきましょう。
スペック比較のまとめ
以上のことから、「カメラ」・「ディスプレイ」・「バッテリー」「価格」についてはGalaxy S23の方が上回っていることがわかります。したがって、写真や動画を撮影する機会の多い方や、頻繁にスマホを使う方の場合は、Galaxy S23がおススメかもしれません。iPhone14にも、数あるApple製品との連携が可能である点や、シンプルな操作性といったメリットがあるため、最終的には自身の判断でお選びいただくことになるでしょう。
Galaxyはどこで購入できる?
Galaxyを購入できる場所は、主に以下の3つとなります。
・通信事業者の店舗やオンラインショップ
・家電量販店
・Galaxy公式ショップ
どこで購入するかによってメリットが変わってきますので、それぞれのメリットを把握して、おトクにGalaxyを手に入れましょう。
通信事業者で購入する
auやdocomoといった通信事業者からGalaxyシリーズの機種を購入する場合は、店舗まで行くか、オンラインショップで購入するかのどちらかになります。店舗とオンライン、どちらで買うにしても、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
店舗で購入 | ■困っていることを相談できる ■プランの相談を受けられる ■初期設定やデータ移行を代行してもらえる(有料) |
■移動時間や待ち時間がかかる ■店舗が営業していない時間は手続きができない |
オンラインショップで購入 | ■好きな時に購入ができる ■待ち時間なし |
■対面で相談することができない(チャット相談やSNSでの質問等は可能) ■実際にスマホを手に取って選ぶことができない |
店舗の場合
店舗でGalaxyを購入する場合、予約していないと待つ場合があったり、営業時間内に行く必要があったりしますが、その分いくつかのメリットがあります。
販売員に気軽に相談できる上、有料で初期設定やデータ移行も代行してもらえます。かわりに事務手数料はかかりますが、料金プランについて相談することも可能なため、自分に適したプランを選択できるでしょう。
オンラインショップの場合
オンラインショップで購入するメリットは、営業日や営業時間を気にせず、待ち時間なしでいつでも購入できるという点です。そして、オンラインショップならば事務手数料が不要となることもあるため、多くの場合、店頭で購入するよりもおトクにGalaxyを手に入れることができます。
しかし、スマホの購入や機種変更に慣れていない方の場合、インターネットで購入手続きを済ませることが困難なことがあるため、心配な方は店舗を利用した方がよいでしょう。また、オンラインショップで購入する場合は、事前にスマホを手に取って選ぶことができない点にも注意が必要です。
家電量販店で購入する
家電量販店でGalaxyを購入する場合は、メリットとデメリットの両方があるので把握しておきましょう。
【メリット】
・店舗独自のキャンペーンやポイント付与がある
・スマホに詳しい販売員から話を聞ける
・様々な通信事業者を比較することができる
家電量販店では、独自のキャンペーンやポイント付与を行っている場合があるため、通常よりもおトクに購入できたり、その店舗のポイントを獲得したりすることが可能です。また、家電量販店の販売員はスマホを始めとする商品に詳しいことが多く、スマホに関して分からないこともすぐに相談でき、解決できる可能性が高いです。
【デメリット】
・初期設定やデータ移行に対応していないことが多い
デメリットとしては、初期設定やデータ移行に対応していない場合があるという点です。ただし、すべて自分でこなせる場合には特にデメリットにはならないでしょう。
Galaxy公式ショップで購入する
Galaxyの公式ショップで購入するという方法もあります。Galaxyの公式ショップには、「Galaxy Harajuku」とSamsungオンラインショップの2種類あります。
「Galaxy Harajuku」の場合
2019年3月、Galaxyの公式ショップとして「Galaxy Harajuku」が誕生しました。Galaxyの各種モデルが展示されており、販売員に機能の相談をした後、そのまま購入することが可能です。なお、新機種が発売された直後は混雑が予想されるため、購入を希望される方は事前に在庫チェックや来店予約をしておくとスムーズでしょう。
オンラインショップの場合
Galaxyは一部のモデルであれば、Samsungの公式オンラインショップから購入することも可能です。Samsungオンラインショップでの購入ですと、安心できるサポートやおトクなキャンペーンを実施している場合があります。
なお、オンラインショップということで「実際に端末を触れないから不安・・・」という方もいらっしゃるでしょうが、Samsung Membersが語る使用感についても確認できます。
また、Galaxyを新たに購入した方がデータ移行をする場合、Smart Switch(スマートスイッチ)というSamsung純正のデータ移行アプリを使うと、機種変更の際に簡単にデータを移行することができます(元々iPhoneをご利用の方もこのアプリを活用いただけます)。
Galaxyはpovo2.0でも利用できる!自分にピッタリな機種を選ぼう
これまで、Galaxyシリーズの最新4機種の特徴や、Galaxy S23とiPhone14の違いなどについて解説してきました。今回紹介した「Galaxy S23」・「Galaxy Z Flip5」・「Galaxy Z Fold5」・「Galaxy A54 5G」・「Galaxy M23 5G」は、すべてpovo2.0でも利用可能なので、Galaxyの購入を検討するきっかけに通信料金も一緒に見直してみませんか。
参考:対応機種・端末
少しでも月々の通信料金を安くしたい方には、KDDIが提供する「povo2.0(※1)」がおススメです。「povo2.0」は基本料0円(※2)(※3)(※4)で、使いたいサービスだけをトッピング(有料)できるオンライン専用ブランドです。有料トッピングの追加は自由で、その都度必要なサービスだけを無駄なく利用できるので、毎月の料金を抑えやすいといえます。
機種については、KDDIのau Online Shop(※5)にて購入することができるので、povo2.0も併せてチェックしてみてください。
参考:au Online Shop
※1:お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
※2:データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
※3: 180日以上の期間、一度も有料トッピングの購入などがない場合は利用停止または契約解除となることがあります。あらかじめご了承ください。
同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む
参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
※4:国内への通話は税込22円/30秒、SMS送信は税込3.3円/通(70文字まで)が別途かかります。機種により最大で全角670文字まで送信可能です。134文字までは2通分とカウントし、以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。衛星電話など、一部通話料が異なる場合があります。
参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
※5:「Galaxy M23 5G」はau Online Shopでのお取り扱いはございません。