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Vol.98
更新日:2024年9月18日

車載Wi-Fiとは?
種類やメリット・デメリットなどを解説

Vol.98
更新日:2024年9月18日
車内でスマホを見る家族

デジタル社会の現代において、移動中のインターネット接続ニーズが高まっています。
その需要に応える技術が車載Wi-Fiです。しかし、車載Wi-Fiの導入を検討する方々の中には、具体的な利用方法や選び方などについて、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、車載Wi-Fiに興味を持つ方々に向けて、車載Wi-Fiの概要、メリット・デメリット、選ぶ際のポイント、おトクに利用できる方法などについて解説します。

目次

車載Wi-Fiとは

車載Wi-Fiとは、車内でWi-Fiによるデータ通信が利用できるサービスや機器のことです。振動がある走行中の環境下でも、安定してデータ通信ができるように設計されています。

車載Wi-Fiを使うことで、スマホやタブレット、ノートパソコンなどの機器を無線でインターネットに接続することが可能です。そのため、車を利用する機会が多い方や、家族での長距離ドライブを楽しむ方などから注目を集めています。

車載Wi-Fiのメリット

車内にあるパソコンとスマホ

車載Wi-Fiを利用するメリットとしては、次の4点が挙げられます。

・車内で動画や音楽を楽しめる
・車内で仕事や勉強ができる
・車の周囲ならWi-Fiが使える
・カーナビの地図情報を自動更新できる

以下では、これらの車載Wi-Fiのメリットについて詳しく解説します。

車内で動画や音楽を楽しめる

車載Wi-Fiのメリットは、スマホなどの端末のデータ容量を気にせず、オンライン上の動画・音楽コンテンツを楽しめることです。スマホの契約では、長時間の動画視聴で月間データ容量の上限に達する可能性があります。例えば、YouTubeの高画質動画(720p)で約90分、中画質(480p)で約120分の視聴で、約1GBのデータ容量が必要です。

しかし、車載Wi-Fiを利用すれば、端末で契約しているデータ容量を消費せずに、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスやSpotifyなどの音楽配信サービスを楽しめます。

車内で仕事や勉強ができる

車載Wi-Fiは、車内で仕事や勉強を支えるツールとしても機能します。車載Wi-Fiがあれば、ノートパソコンなどの機器で、車内からオンライン会議への参加やメールの確認、資料作成などの業務をこなすことが可能です。

また、通信講座や動画講義などのオンライン学習コンテンツの利用のために、車載Wi-Fiを活用する方もいます。このように移動時間を有効活用して学習を進めたり、業務を進めたりできることは大きなメリットと言えるでしょう。

車の周囲ならWi-Fiが使える

車載Wi-Fiは、車の周囲にもWi-Fiが届きます。このWi-Fiを使って、車外でも多彩な楽しみ方が可能になります。例えば、キャンプなどのアウトドア活動中に、現地に来られなかった家族や友人とビデオ通話をすることも可能です。

また、SNSなどで告知してライブストリーミングを行い、その場の様子をリアルタイムで多くの人に発信することもできます。このように、車載Wi-Fiはアイデア次第で、さまざまな使い方ができるでしょう。

カーナビの地図を更新できる

車載Wi-Fiを取り入れることで、カーナビの利便性も向上します。従来のカーナビでは、地図データの更新や機能追加・修正のアップデートに、ディーラーや専門店での作業が必要でした。この手間を避けるユーザーも多く、結果として古い地図データのままカーナビを使用し続ける傾向がありました。

しかし、車載Wi-Fiを使うことで、Wi-Fi経由で地図データを自動的に最新の状態に保つことが可能になりました。これにより、カーナビは最新の道路情報や交通状況を考慮したルート案内ができます。結果として、日々のドライブがより快適で安全なものになるでしょう。

車載Wi-Fiのデメリット

車の横でスマホを見つめる男性

車載Wi-Fiの導入を検討する際は、そのデメリットについても十分に理解しておく必要があります。以下では、車載Wi-Fiを導入するデメリットについて解説します。

コストが掛かる

車載Wi-Fiを使うためには、初期費用と毎月の費用が必要となります。新たな機器の購入や通信契約プランへの加入が必要となるため、経済的な負担は避けられません。

そのため、車の利用頻度や目的に応じて、車載Wi-Fiの導入を検討するといいでしょう。また、導入を決めた場合は、発売している車載Wi-Fi機器の価格や性能を比較することも大切です。機器選びの際には、利用者のレビューや専門サイトの評価も参考になります。

電源確保の必要がある

車載Wi-Fiは、車両のバッテリーを電源として使用します。シガーソケットに差し込んで使うタイプの車載Wi-Fiなどもあり、これらはエンジンを停止するとWi-Fi接続が切断されてしまいます。

そのため、駐車中や車内待機時にインターネットを使用したい場合には、不便を感じることがあるでしょう。また、エンジンを作動せずに長時間バッテリーを使用し続けると、バッテリーが上がるリスクも高まります。電源に関するこれらの制約は、車載Wi-Fiのデメリットと考えられます。

車内でWi-Fiを利用するその他の方法

後部座席でパソコンを見つめるビジネスパーソン

車内でWi-Fiを利用する方法は、車載Wi-Fiだけではありません。ポケットWi-Fiやスマホのテザリング機能を使って、車内にWi-Fi環境を作ることもできます。

これらの代替手段は、車載Wi-Fiとは異なる特徴があります。以下では、車内でWi-Fiを利用するその他の方法について解説します。

ポケットWi-Fiを使う

ポケットWi-Fiを、車載Wi-Fiとして活用する方法もあります。コンパクトで持ち運びやすいポケットWi-Fiは、車内に設置しても邪魔になりにくく、さらに車外でも使用可能です。さらに、エンジンの稼働状況に関わらず、インターネットに接続できます。

一方でポケットWi-Fiを利用する際は、端末のバッテリーの消費に気を配る必要があります。モバイルバッテリーなどを準備して、バッテリー切れの対策をしておくといいでしょう。

テザリングを使う

車載Wi-Fiの代替手段として、スマホのテザリング機能を活用する方法もあります。この方法は、新たな端末の購入が不要なため、初期費用を節約できる点がメリットです。
テザリングを使いたい方には、povo2.0がおススメです。契約後、事前登録も追加料金も不要でテザリングを使うことができます。
povo2.0でのテザリングの使い方については、以下の記事を参考にしてください。

参考:出張先での仕事にもpovo2.0を活用!テザリングのメリットと使い方|povo ライブラリ|【公式】povo2.0

車載Wi-Fiの選び方のポイント

車の前でスマホを持つ女性

車載Wi-Fiを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。以下では、車載Wi-Fiの選び方のポイントを解説します。

通信速度

車載Wi-Fiを選ぶ際、重要な要素のひとつが通信速度です。快適なインターネット環境を実現するためには、高速で安定したデータ通信が欠かせません。端末によって通信速度に大きな差があり、遅いデータ通信はストレスの原因となります。

特に車載Wi-Fiは、走行中に使用することが多いため、場所によって通信状況が変動しやすいです。そのため、車載Wi-Fiを選ぶ際には、通信速度の比較検討が重要になります。

利用できるデータ容量

車載Wi-Fiを選ぶ際には、利用できるデータ容量を確認する必要があります。車載Wi-Fiのデータ通信の契約は、データ通信無制限のプランや、従量課金制のプランなどが提供されています。

また、データ通信無制限でも、一定条件に達すると速度制限になるプランが存在することも注意が必要です。そのため、車内でインターネットを使う頻度に応じて、適切なデータ通信プランを選択しましょう。

同時に接続できる端末の台数

車載Wi-Fi選びでは、同時に接続できる端末の台数もポイントになります。一部の車載Wi-Fiでは、同時に接続できる端末数に上限が設けられています。

同時に接続できる端末数を事前に把握していないと、実際に利用するときに不便に感じることもあるでしょう。特に家族や友人と一緒に車で移動することが多い方や、仕事で複数の端末を使用する必要がある方は、購入前に同時接続可能な端末数を確認することが大切です。

対応車種の確認

自動車メーカーが提供する車載Wi-Fiを検討する際は、対応車種の確認が欠かせません。車載Wi-Fi対応の車種の確認は、カーディーラーまたは自動車メーカーのWebサイトなどで行えます。

自動車メーカーの提供している車載Wi-Fiに対応していない場合、外付けの車載Wi-Fiルーターが選択肢のひとつになります。外付けの車載Wi-Fiルーターは、自身で取り付けるか、カーショップなどに依頼して取り付けてもらうのが一般的です。

車載Wi-Fiをおトクに使うならpovo2.0がおススメ

車内でタブレットを見る子ども

車載Wi-Fi用の端末の一部には、SIMフリーのモデルも存在します。SIMフリーの車載Wi-Fiと別途契約した格安SIMを組み合わせれば、データ通信料金を抑えて車載Wi-Fiを利用することができます。データ通信料金を少しでも抑えたい方には、auのオンライン専用ブランド「povo2.0」(※1)がおススメです。

povo2.0は、基本料金0円(※2)で必要に応じてデータや通話を追加購入(トッピング)ができます。車載Wi-Fiを利用する機会に応じて、必要な分だけトッピングすれば、コストを節約することも可能です。また、データ通信専用プランもあり、アプリからわずか3ステップで簡単に開通できます。車載Wi-Fiの月額コストをおトクにしたい方は、povo2.0をぜひご検討ください。

※1:オンライン専用のプランのため、お手続き・サポートは全てオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。

※2:【共通】
・180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
・0円0GB時は、送受信最大128kbpsとなります。
・同一名義で5回線( 過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む)ご契約の場合、累計6回線目以降、3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
【データ専用の場合】
・契約時に初回トッピング購入が必要です。
【通話+データの場合】
・国内通話:税込22円/30秒 衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら。また、他社が料金設定している電話番号へは指定の通話料がかかります。
・国内SMS送信:税込3.3円/通(70字まで) 受信:無料 機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。

■povo2.0でご利用いただける車載用Wi-Fiルーター

SIMカード対応機種

キャリア メーカー 端末名称
SIMフリー 富士ソフト株式会社 +F FS050W※3
SIMフリー 富士ソフト株式会社 +F FS040W※3

※SIMカードでは「povo2.0 データ専用」をご利用いただけません。

※3:povo2.0のSIMカードをルーターに挿入してご利用ください。なお、トッピングの購入等には、別途povo2.0アプリがご利用可能な端末をご用意していただく必要があります。

eSIM対応機種

キャリア メーカー 端末名称
SIMフリー 富士ソフト株式会社 +F FS050W※4

※4:トッピングの購入等には、別途povo2.0アプリがご利用可能な端末をご用意していただく必要があります。

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