みなさんは、どうすればiPhoneをおトクに購入できるのか、悩んだことはないでしょうか?
iPhoneは、各キャリアの回線契約とセットで購入するパターンと、キャリアで本体だけ購入するパターン、キャリア以外で本体だけ購入するパターンの3通りがあります。
その中で、各キャリアの回線契約とセットで購入すれば、新規契約や乗り換え時のキャンペーンが適用され、安く購入できる場合もあります。
ただし、割引を適用するためには事前に決められたプランに加入しなければならなかったり、希望するプランが選べなかったりする場合もあります。
そのような場合でおススメなのが、iPhoneを本体だけ購入するパターンです。
本体だけの購入であれば、利用者の好みに応じてキャリアを選べるため、プランの自由度が高く通信費も節約しやすいのが特徴です。
本体のみの購入は回線とセットで購入するよりも費用が割高なのでは?と疑問に感じる方も多いかもしれません。
そこで本記事では、iPhone本体だけを購入するメリットとおススメの購入方法、そして購入の際の注意点について解説します。
目次
iPhoneを本体だけ購入するメリット
iPhoneを本体だけ購入するメリットについて紹介します。
安く購入できる
iPhoneを本体だけ購入すると価格が高いのでは?と感じる方もいると思いますが、実はそんなこともありません。
というのもiPhoneを本体だけで購入する際に、Apple公式サイトや家電量販店を選ぶことで、キャリアよりもおトクな料金で購入できます。
機種 | 購入先 | 販売価格(本体のみ) |
---|---|---|
iPhone 16 Pro Max 256GB |
楽天モバイル | 224,800円(税込)~ |
docomo | 236,940円(税込)~ | |
au | 233,000円(税込)~ | |
SoftBank | 236,160円(税込)~ | |
ケーズデンキ | 189,800円(税込)~ | |
Apple 公式サイト | 189,800円(税込)~ | |
iPhone 16 Pro 128GB |
楽天モバイル | 181,800円(税込)~ |
docomo | 192,830円(税込)~ | |
au | 188,600円(税込)~ | |
SoftBank | 188,640円(税込)~ | |
ケーズデンキ | 159,800円(税込)~ | |
Apple 公式サイト | 159,800円(税込)~ |
※上記表は2024年12月4日時点での、各種割引適用前の本体販売価格
上記表の通り、本体販売価格だけを比較すればキャリアで購入するよりも、Apple公式サイトや家電量販店で購入する方が安いことがわかります。
参考:Apple公式サイト
また、もし大手キャリアを中心に提供されている「端末購入サポートプログラム」を利用したい場合でも、iPhoneを本体だけで購入することができます。
「端末購入サポートプログラム」は、スマホの代金に長期の分割払いを設定した上で「◯か月目以降に端末を返却」すると、残りの返済が免除になる仕組みです。
いわゆる自動車の購入で言う残価設定型プランのようなものなので、スマホを返却する代わりに残りの返済が免除され、常に最新スマホを利用できるメリットがあります。
このプログラムは回線契約とは関係なく加入できるため、本体のみを購入する方にも適用されます。
つまりiPhone本体だけの購入であっても、本来の価格よりも実質安く端末を所有することが可能なのです。
意外に感じるかもしれませんが、みなさんが想像するよりもiPhone本体だけの購入は実はそこまで高いわけではありません。
iPhoneを本体だけ購入するときの、かしこい支払い方法
iPhoneを本体だけ購入するときの、かしこい支払い方法について紹介します。
「ペイディあと払いプランApple専用」を選ぶことで分割も手数料なし
みなさんは、Paidy(ペイディ)をご存知でしょうか?
ペイディとは、株式会社Paidyが運営するスマホで決済できる後払い決済サービスのことです。
VisaマークのあるECサイトであれば、スマホで簡単に決済でき、メールアドレスと携帯電話番号さえあれば、ショッピング可能です。
クレジットカードや銀行口座情報を必要としないので、スマホ決済のハードルが低い特徴があります。
なお、ペイディには「ペイディあと払いプランApple専用」というプランがあり、ペイディアプリでお支払いを自動引き落としか銀行振込に設定すると分割手数料無料で、iPhoneであれば24〜最大36回払いを選ぶことができます。
「ペイディあと払いプランApple専用」であれば、分割金利0%で、iPhone16やiPhone 16 Proなどの最新機種も購入できるため、満足度が高いのではないでしょうか。
「Apple公式サイトでiPhoneを購入する場合、一括で買わなければいけないの?」と不安を抱く方も多いかもしれませんが、手数料なしで、しかも分割払いに対応しているため安心です。
先ほど紹介したように、各キャリアに用意されている「端末購入サポートプログラム」を利用するのもありですが、このプログラムは残価設定型なので、いずれ端末を返却しなければなりません。
しかし、Apple公式サイトで利用できる「ペイディあと払いプランApple専用」であれば、端末を返却することなく手数料無料、分割で購入できます。
「ペイディあと払いプランApple専用」なら、iPhone本体にかかる初期費用を抑えられ、さらに格安SIMとの組み合わせによっては、ランニングコストも下げられるでしょう。
自身で格安SIMと組み合わせて月々の通信費を抑えることも可能
2021年8月に改正された「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」によって、2021年10月1日以降に発売された機種は原則としてSIMロックが解除されています。
SIMロックとは、契約したキャリア以外のSIMカードを使えないように端末にロックがかけられている状態のことです。
しかし、SIMロックの規制が解除されたことにより、利用者が任意で契約するキャリアを選べるようになりました。
そのためiPhone本体だけを安く購入し、格安SIMと組み合わせれば、初期費用と月々の通信費が抑えやすくなるというわけです。
なお、auのオンライン専用ブランドであるpovo2.0(※1)は、基本料金が0円(※2)で、使いたいときに使いたい分だけデータを購入できるため、iPhone本体と組み合わせれば、通信費も抑えやすいのが特徴です。
povo2.0の詳しい特徴は、後ほど紹介します。
iPhoneを本体だけ購入するときの注意点
iPhone本体だけでも、意外にも安く購入できることがわかりました。
しかし、メリットだけでなく事前に把握すべき注意点がありますので、見ていきましょう。
端末購入サポートを利用している場合は原則iPhoneを返却しなければならない
大手キャリアでは、回線と契約せず本体のみの購入でも加入できる「端末購入サポートプログラム」を提供しています。
iPhoneの本体代の一部を残価として据え置き、決められた期間に端末を返却すれば、最終回の支払いが免除になる仕組みです。
高価なiPhoneを非常におトクに利用できるものの、例えば、2年端末を使った後に、その端末をキャリアが回収する必要があるため、機種を手元に長く持っておきたい方には不向きです。
購入したiPhoneを長く愛用したい場合は、「端末購入サポートプログラム」ではなく、Apple公式サイトや家電量販店での購入も視野に入れましょう。
端末設定のサポートがない
iPhoneを本体だけ購入する場合は、仮にキャリアで本体だけを購入した場合であっても、特定のプランに加入しているわけではないため、手厚いデータ移行のサービスや点検などのサポートを受けられません。
キャリアによっては店頭でスタッフが困りごとを解決してくれるサービス(有料の場合もある)もあり、設定が苦手な方にとっては重宝します。
しかし、このようなサービスを受けられないため、どうしても手厚いサポートを希望する場合は、本体のみの購入ではなく回線契約もセットで申し込んだほうが良いでしょう。
一方で、iPhoneには端末設定を簡単にできる機能として、データの移行なら「クイックスタート」が用意されています。
クイックスタートについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
参考:iPhoneを機種変更する前にやることやデータ移行・SIMカードをさし替えるタイミングについて
また、現在使用しているiPhoneのeSIMを再発行し、新しいiPhoneに転送できる「eSIMクイック転送」という機能もあるため、機種変更時にキャリアの端末設定サポートがなくても、そこまで困ることはありません。
設定に苦手意識がない方であれば、特に問題にはならないでしょう。
参考:「eSIMクイック転送」について
iPhoneをおトクに使いたい場合は「povo2.0」がおススメ
iPhoneは、各キャリアの回線契約とセットで購入すれば、新規契約や乗り換え時のキャンペーンが適用され、本体を安く所有することも可能です。
しかし、割引を適用するために希望するプランが選べないといった制約がある場合もあります。
また、iPhone本体はおトクになったとしても、契約する回線そのものが想定より割高になってしまうケースも考えられます。
このような状態を避けるには、Apple公式サイトの「ペイディあと払いプランApple専用」のようなサービスも活用し、iPhone本体のみを安く購入した上で、格安SIMと組み合わせるのが良いでしょう。
なかでも、iPhoneをおトクに使いたい方には、「povo2.0」がおススメです。
「povo2.0」のおススメのプラン
auのオンライン専用ブランドであるpovo2.0(※1)は、基本料金が0円(※2)で、使いたいときに使いたい分だけデータを購入できるトッピング(プラン)が特徴です。
例えば、「データ使い放題(※3)(24時間)税込330円/回」や「データ追加 20GB(30日間)税込2,700円/回」など、スポット的な利用から長期的な利用まで、使い方に合わせてトッピング可能です。
その中で特におススメなのが、1年間分まとめて購入できる1年間トッピングです。
「データ追加 360GB(365日間)税込26,400円/回」であれば、1ヶ月あたり30GB使えて2,200円/月と、「データ追加 20GB(30日間)税込2,700円/回」よりもおトクにご利用できます。
オンラインで完結できるので、店舗に行く必要がない
本記事で紹介した通り、iPhone本体もApple公式ストアなどのオンラインで買うことができ、povo2.0では新規のお申し込みも、機種変更のお申し込みもオンラインで完結できるので、店舗に行く手間がありません。
手軽で使いやすく、コストも抑えやすいのが最大のメリットです。
まとめ
iPhoneの本体代は、キャリアの回線契約とセットで購入しないとおトクにならないイメージが先行してしまう方も多いようです。
しかし、実際にはそんなことはなく、本記事で紹介した通りiPhone本体のみでもおトクに購入できる方法があります。
また、キャリアの回線契約とセットで購入すると、希望の回線を利用できないデメリットも懸念されますが、iPhone本体のみの購入であれば、自由にpovo2.0のようなおトクな格安SIMとの契約も可能です。
ぜひ、iPhoneの新規購入や機種変更をお考えの際は、poco2.0も併せて検討してみてください。
※1:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
参考「povo2.0プラン詳細」(povo2.0)
※2:
【共通】
・180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
・0円0GB時は、送受信最大128kbpsとなります。
【データ専用の場合】
・契約時に初回トッピング購入が必要です。
【通話+データの場合】
・国内通話:税込22円/30秒 衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら。また、他社が料金設定している電話番号へは指定の通話料がかかります。
・国内SMS送信:税込3.3円/通(70字まで) 受信:無料 機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
※3:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。