高精度のAF(オートフォーカス)やこだわり抜いたスピーカーサウンドなど、ソニー最先端技術を余すことなく取り入れたモバイルブランドが「Xperia(エクスペリア)」です。
体験を意味する「experience」と場所を意味するラテン語の「-ia」を組み合わせ、「様々な体験を生み出す場所」という意味が込められています。
そして、これらのブランドメッセージを体現するのが今回紹介するXperiaシリーズです。
本記事では、フラッグシップの1シリーズから、エントリーモデルであるAceシリーズまで各モデルの特徴やどのような方におススメなのか、Xperiaの選び方も紹介します。
目次
Xperiaの選び方
各モデルを紹介する前に、Xperiaの選び方について5つのポイントを整理しておきましょう。
- ・本体サイズで選ぶ
- ・基本性能で選ぶ
- ・ディスプレイの性能で選ぶ
- ・カメラの性能で選ぶ
- ・本体価格で選ぶ
本体サイズで選ぶ
Xperia現行機種のサイズは、以下の通りです。(2023年7月6日現在)
機種 | 本体サイズ(幅×高さ×厚み) |
---|---|
Xperia 1 V(新モデル) | 約71mm×約165mm×約8.3mm |
Xperia 1 Ⅳ | 約71mm×約165mm×約8.2mm |
Xperia 5 Ⅳ | 約67mm×約156mm×約8.2mm |
Xperia 5 Ⅲ | 約68mm×約157mm×約8.2mm |
Xperia 10 Ⅴ | 約68mm×約155mm×約8.3mm |
Xperia 10 Ⅳ | 約67mm×約153mm×約8.3mm |
Xperia Ace Ⅲ | 約69mm×約140mm×約8.9mm |
各モデルとも厚みについてはさほど変わりませんが、幅と高さに違いがあります。
片手での持ちやすさを重視する場合は、「Xperia 5 シリーズ」または「Xperia 10 シリーズ」なら幅と高さが抑えられるため、扱いやすいでしょう。
基本性能で選ぶ
スマホの基本性能を判断する上で重要なのが、「プロセッサ(CPU)」・「メモリ(RAM)」・「ストレージ(ROM)」の3つです。
プロセッサ(CPU) |
・スマホの制御や演算処理を実行する中央処理装置のこと ・Xperiaは、クアルコム社「Snapdragon®」を中心に搭載 ・Snapdragonの末尾につく数字が大きいほど性能が高く処理能力も速い |
---|---|
メモリ(RAM) |
・スマホをスムーズに動作させるための一時的な記憶領域のこと ・メモリ容量はGB(ギガバイト)で表記される ・容量が大きいほど多くのデータを扱えるため動きがスムーズ |
ストレージ(ROM) |
・画像やアプリを保存しておく補助記憶領域のことでストレージとも呼ばれる ・容量が大きいほど多くのデータを保存しておける |
プロセッサは、人間でいうとスマホ内部で様々な処理を行う頭脳部分にあたります。
メモリは一時的にデータを保管し、ストレージはアプリケーションやデータを恒久的に保管しておく場所です。写真や動画、音楽などのデータはストレージに保管されます。
メモリを作業机とするなら、ストレージは書類や道具を保管しておくキャビネットに相当します。
基本的には最新のプロセッサを搭載し、メモリとストレージ容量が大きいほど高性能なスマホだと言えるでしょう。
しかし、メモリ容量が大きすぎるとメモリ容量分は常に通電されており、バッテリーの減りが早くなる可能性もあります。
メモリに関しては4GBを目安に選び、ストレージに関しては使い方に合わせて選ぶのがおススメです。
スマホのストレージ容量について悩まれている方は、以下の記事も参考にしてください。
参考:「スマホのストレージ容量はどれくらい必要?種類やスマホの選び方を解説!」(povo)
ディスプレイの性能で選ぶ
Xperiaシリーズには、ソニーのテレビ「ブラビア®」で培った精細な液晶技術を取り入れたモデルや有機ELディスプレイを採用したモデルなど、様々な性能を持つディスプレイがラインナップされています。
特に画像や動画のきれいさ、臨場感のある映像を満喫したいなら有機ELディスプレイがおススメです。
またディスプレイサイズに関しても、約5.5〜6.5インチまでラインナップされているので、迫力のある映像を楽しみたい方は、より大きなディスプレイを選択すると良いでしょう。
カメラの性能で選ぶ
Xperiaシリーズ最大の特徴とも言えるのが、高度なカメラ性能です。
例えば、2023年6月16日発売の「Xperia 1 Ⅴ」であれば、フロントカメラの有効画素数は約1,200万画素を誇り、メインカメラには望遠・広角・超広角レンズが搭載されています。
また、圧倒的な描写力を実現する新構造・大型センサー「Exmor T for mobile」を世界初搭載し、デジタル一眼カメラ並みの表現を可能にしました。
カメラの性能にこだわりたい方は、ショップで実際に撮影してみたり、モデルごとの写真を見比べてみたりと機種ごとでのカメラ性能の違いを比較してみましょう。
本体価格で選ぶ
Xperiaシリーズは、搭載されているプロセッサやカメラ、ディスプレイの性能により本体価格にも差があります。
例えば、エントリーモデルのAceシリーズなら2万円代から購入できますが、ハイエンドモデルの1シリーズは約20万円を超える価格帯です。
このように搭載されている性能や機能に応じて本体価格も異なりますので、Xperiaに何を求めるのかで検討しましょう。
参考:後悔しないスマホの選び方とは?人気のスペックについても解説!(povo)
Xperiaのおススメ4機種を徹底比較
ここからは、2023年7月6日に発売された最新機種「Xperia 10 V」を含めた、おススメ4機種を徹底比較します。
Xperia | 1 Ⅴ | 5 Ⅳ | 10 Ⅴ | Ace Ⅲ |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2023年6月16日 | 2022年10月21日 | 2023年7月6日 | 2022年6月10日 |
特徴 |
・新世代センター「Exmor T for mobile」搭載 ・4K動画撮影に対応した描写力 |
・ガラス素材を採用した美しいデザイン ・高精度かつ高速被写体検知を可能したオートフォーカス |
・軽量かつ大容量バッテリー搭載 ・扱いやすいサイズ感 |
・扱いやすいサイズ ・大きなアイコンで迷わず操作できる画面レイアウト |
本体価格 | 210,240円(税込) | 134,900円(税込) | 69,550円(税込) | 25,320円(税込) |
プロセッサ (CPU) |
Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform | Snapdragon® 8 Gen 1 Mobile Platform | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform |
メモリ (RAM) |
12GB/16GB ※16GBはSIMフリーモデル |
8GB | 6GB | 4GB |
ストレージ (ROM) |
256GB/512GB ※512GBはSIMフリーモデル |
128GB | 128GB | 64GB |
サイズ (幅×高さ×厚み) |
約71mm×約165mm×約8.3mm | 約67mm×約156mm×約8.2mm | 約68mm×約155mm×約8.3mm | 約69mm×約140mm×約8.9mm |
重量 | 約187g | 約172g | 約159g | 約162g |
ディスプレイ |
・約6.5インチ ・有機EL |
・約6.1インチ ・有機EL |
・約6.1インチ ・有機EL |
・約5.5インチ ・液晶ディスプレイ |
バッテリー 容量 |
5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh | 4,500mAh |
カメラの 性能 |
フロントカメラ有効画素数約1,200万画素 メインカメラ16mm(超広角)有効画素数約1,200万画素 メインカメラ24mm(広角)有効画素数約4,800万画素(記録画素数約1200万画素) メインカメラ85-125mm(望遠)有効画素数約1,200万画素 |
フロントカメラ有効画素数約1,220万画素 メインカメラ16mm(超広角)有効画素数約1,220万画素 メインカメラ24mm(広角)有効画素数約1,220万画素 メインカメラ60mm(望遠)有効画素数約1,220万画素 |
フロントカメラ有効画素数約800万画素 メインカメラ16mm(超広角)有効画素数約800万画素 メインカメラ26mm(広角)有効画素数約4,800万画素(記録画素数約1,200万画素) メインカメラ54mm(望遠)有効画素数約800万画素 |
フロントカメラ有効画素数約500万画素 メインカメラ26mm有効画素数約1,300万画素 |
オーディオの性能 |
・フルステージステレオスピーカー ・進化したスピーカーアンプ |
フルステージステレオスピーカー | フロントステレオスピーカー | 有線でもワイヤレスでも高音質を実現 |
※上記表内にある本体価格は、2023年7月6日時点の「au Online Shop」に掲載されている価格です。
【1シリーズ】Xperia 1 V
2023年6月16日に発売されたハイエンドモデル。
新世代センサー「Exmor T for mobile」を世界初搭載し、これまでの機種では再現が難しかった夕焼けや夜景であっても、ノイズが少ない繊細な表現を可能にしました。
またソニー独自開発のAI技術によりホワイトバランスや露出を自動調整し、自然な映像を忠実に再現します。
デジタル一眼レフ並みの写真や映像を求める方に最適です。
【5シリーズ】Xperia 5 Ⅳ
ガラス素材を取り入れた美しいフォルムが特徴の「Xperia 5 Ⅳ」。
見た目の美しさだけでなく、被写体の瞳を瞬時に検出する「瞳AF(オートフォーカス)」を採用しています。
追いかけるAFを採用しているからこそ、休日にお孫さんと過ごすアクティビティーにおいても生き生きとした表情を撮影できます。
【10シリーズ】Xperia 10 V
Xperiaの新スタンダードモデル「10 V 」。
約159gと世界最軽量クラスの重量を実現し、持ち運びがしやすいだけでなく、幅約68mmのコンパクトボディーが手のひらに馴染みやすいのが特徴です。
また、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、防水性能IPX5/8により、画面が水に濡れたままでも快適に操作できます。
タフで使いやすいモデルをお探しの方におススメです。
【Aceシリーズ】Xperia Ace Ⅲ
Xperiaシリーズのエントリーモデル「Ace Ⅲ」です。
幅約69mm×高さ約140mmと片手でも持ちやすく、5.5インチのディスプレイによって操作もしやすいのが特徴です。
バッテリーはほかのモデルと比較すると、若干少ないですが、エントリーモデルのバッテリー容量は、2,500〜3,000mAhが目安と言われているなかで4,500mAhあります。
そのほか、大きめの文字サイズとアイコンで迷わずに操作できる画面レイアウトを採用しているため、スマホ初心者にもおススメです。
Xperiaはau Online Shopで購入し、povo2.0でおトクに使おう!
本記事では、エントリーからハイエンドまでXperiaのおススメモデルを4機種紹介しました。
日常での使いやすさを重視したモデルや、より高品質な映像や写真を求める方にもおススメなモデルなど、用途に応じて検討してみてください。
お使いのスマホからXperiaへの買い替えを検討する際は、au Online Shopでもスマホを購入でき、通信契約先としてpovo2.0を選ぶことができます。
auのオンライン専用ブランド(※1)であるpovo2.0は、基本料金が0円(※2)(※3)(※4)で自由にデータトッピングや通話トッピングが購入できます。
例えば、「データ使い放題(24時間)税込330円/回」(※5)や「データ追加1GB(7日間)税込390円/回」など、データ通信量に合わせてベストなトッピングを選択できます。
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- ※4:データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
- ※5:ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。