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Vol.17
更新日:2023年4月20日

LTEとは?
VoLTEや5G・4G・3Gとの違いを解説

Vol.17
更新日:2023年4月20日
LTEのブロックとスマホ

スマホなどについて調べていると「LTE」の表記が目に入る機会があるかもしれません。携帯電話通信規格の一種で2010年頃から広く使われ始めた用語ではありますが、LTEがどのようなものなのか詳しく知っている方は少ないかもしれません。今回はLTEの特徴やそのほかの通信規格との違いなどについて紹介します。
*1:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記のサイトよりご確認ください。
参考「対応エリア」(povo)

目次

LTEとは携帯電話で利用される次世代高速携帯通信規格

LTEを示すスマホ画面

LTEとは、第3世代携帯電話「3G」と第4世代携帯電話「4G」の中間に位置する携帯電話通信規格です(*2)。通信事業者によっては「3.9世代(3.9G)」と呼ぶ場合や、4Gに含む規格と説明している場合もあります(*3)。LTEの名前は、「長期的な進化」を意味する「Long Term Evolution」の単語の頭文字を取って付けられました。

LTEが商用化されたのは2010年頃からです(*4)。iPhoneが2007年にAppleから発表され、Googleが開発したAndroidを搭載したスマホが2009年に発売されるなど、2000年代後半はケータイからスマホへの移行が始まった時期といえます。携帯電話通信規格もスマホ時代に対応するために、高速大容量の通信を可能にするともに、周波数の利用効率をアップさせて3Gよりも広帯域化を可能にし、進化を果たしました。それがLTEなのです。

LTEの電波は、各通信事業者が設置した電波局から発せられており、広い範囲に届きやすくどこでも安定してネットが利用できるといわれています(*2)。データの受け渡しや待ち受けから通信状態への推移において、遅延を減らす技術が3Gから新たに盛り込まれました。つまりLTEは通信のスタートも最高速度も3Gより高速にできるようになったのです。 LTEの通信速度は37.5〜150Mbps(*4)で、3Gの約15倍(*2)(*5)の速度で通信ができるといわれています。

VoLTEはLTEを利用した通話サービス

LTEスマホを持つ男性

LTEを利用した通話サービス「VoLTE」も、スマホの利便性を向上させるのに役立ちました。「Voice over LTE」の略称で、VoLTEは「ボルテ」と読みます(*3)。音声データをデジタルデータとして変換し、ほかのデータと同様にパケットとして扱うことで、LTE回線を使った音声通話を可能にする技術です。

従来は、音声通話をおこなうときには通話用の回線に切り替えるための呼び出し時間が発生していました。また、音声通話を利用しながらのデータ通信をおこなうとデータ通信が低速になる点も課題とされていたのです。VoLTEの登場で、呼び出し時間の短縮や音声通話とデータ通信の同時利用時における通信品質の向上が実現しました。さらに音声通話の音質およびテレビ電話の画質も、VoLTEによって従来よりも高いクオリティで楽しめるようになっています。
*3:参考「Wi-FiとLTEの違いとは?初心者でもよくわかるスマホの通信速度の話」(Galaxy)

LTEと5G・4G・3Gの特徴や違い

LTEのイラスト

LTEは3Gと4Gの中間の携帯電話通信規格であると紹介しましたが、そもそも3Gと4Gの規格がどのようなものか知らない方も多いかもしれません。最新にあたる「5G(*1)」も含めて、LTEの前後の携帯電話通信規格について紹介します。

3G:第3世代(W-CDMA)_2001年〜 64〜384kbps(0.06〜0.38Mbps)(*4)

3Gが登場する以前は、通信規格が国によってバラバラでした。そこで「全世界で同じ端末を使えること」を目標に開発された携帯電話通信規格が3Gです。日本では2001年頃から3Gのサービスが提供され始めました。

3Gの特徴として、同じ時間に同じ周波数を多くのユーザーで共用できるようになった点が挙げられています。また3Gの登場と前後して、携帯電話の多機能化が進み、カメラの搭載および撮影した画像をメールで送信する機能などが提供され始めました。

第3.5世代(W-CDMA HSPA)_2006年〜 3.6〜14Mbps

さまざまなコンテンツを携帯電話で利用するニーズが拡大するにつれ、3Gでは物足りないとの意見も出始めました。そして、3Gを発展させてデータ通信の高速化に特化した技術が開発・導入されます(HSDPAやEV-DO)。これらを導入した携帯電話通信規格が「第3.5世代」と呼ばれていました。

4G:第4世代(LTE-Advanced)_2015年 110Mbps〜約1Gbps(*4)

LTEを4Gに含めるとも考えられていますが、厳密に第4世代とされているのはLTE-Advancedと呼ばれる携帯電話通信規格です。2012年にITUで正式承認され、日本では2014年以降でサービスが提供され始めました。
LTE-Advancedの特徴として、通信速度がメガレベルからギガレベルへと進化した点が挙げられます。大容量の動画コンテンツもスムーズに視聴できるようになりました。その結果、クラウド・ビッグデータ・IoT・AI・VR/ARなどの新たなサービスの登場にも寄与したといわれています。

5G:第5世代(NR)_2020年 約10Gbps(*4)

そして2020年から5G(*5)のサービスが提供され始めました。高速通信をさらに進化させただけでなく、超低遅延通信と多数同時接続の新たな機能が加わった次世代型の移動通信システムとして5G(*5)は期待されています。具体的には、5G(*5)を使えば下記のようなスピード感やスペックで通信ができると考えられているのです。

  • ・2時間の映画を5秒間でダウンロードできる(LTEは5分)
  • ・ロボットなどの緻密な操作がLTEの10倍の精度でリアルタイムにできる
  • ・自宅部屋内の端末は約100個まで同時接続ができる(LTEはスマホやパソコンが数個程度)

povo2.0なら5Gも利用可能でおトクに使える!

寝転がりスマホを持つ笑顔の女性

今回はLTEについて紹介しましたが、最新の携帯電話通信規格である5G(*1)の利用を念頭に通信事業者のプランを検討されているのであれば、「povo2.0」もぜひご検討ください。
povo2.0は基本料金0円(*7)(*8)(*9)で、自分に合う有料トッピングを追加してオリジナルのスマホプランをカスタマイズできる仕組みです。5G(*1)の利用料金は、トッピングに含まれ追加料金もかかりません。さらに、auの5G(*1)回線だけでなく、人口カバー率99.9%(*10)を実現しているau 4G LTE回線を使用して、全国の広いエリアでスマホが使える環境を提供しています。

  • *1:5Gは一部エリアでの提供です。詳しくは下記のサイトよりご確認ください。
    参考「対応エリア」(povo)
  • *7:180日間以上に渡って有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止や契約解除となる場合があります。また同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。
    *過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。データトッピングを購入しない場合、送受信最大128kbpsとなります。
    参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
  • *8:国内通話には税込22円/30秒で、SMS送信には税込3.3円/通(70文字まで)がかかります。衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。詳細はこちら
    SMSの受信は無料です。機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
    参考:「povo2.0プラン詳細」(povo)
  • *9:オンライン専用のプランなので、お手続き・サポートはすべてオンラインとなります。povo2.0アプリや公式サイトからお問い合わせください。
  • *10:「人口カバー率」は国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています。2020年12月末時点の情報を掲載しています。内容は変更になる可能性があります。対応機種は4G LTE(800MHz)対応機器となります。
  • ※本記事に掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
  • ・Apple、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
  • TM and (C) 2022 Apple Inc. All rights reserved.
  • ・Android、Googleは、Google LLCの商標です。
  • ・「au」はKDDI株式会社の登録商標です。
  • ・「Galaxy」は、Samsung Electronics Co.,Ltd.の商標または登録商標です。
  • ・「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
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